※本稿は、田中遥・加藤紘織『「どうせ私なんて……」がなくなる「謙遜さん」の本』(飛鳥新社)の一部を再編集したものです。
帰宅後はクタクタなのに……ひとり反省会がやめられない
たとえば、こんなことに心当たりはありませんか?
「気が利いていて助かる」といわれるのだけど、日中は気を張り詰めているので、帰宅後はいつもクタクタ。それなのに、頭の中は忙しくて「あのとき、こうすればよかった」「○○さん、気を悪くしていないかな」と、ひとり反省会がやめられない。
自分に実力がないのはわかっているから、誰かに評価されたり「期待してるよ」といわれたりしたら、プレッシャーを感じてしんどい。
人前でほめられると居心地が悪くて「ほかのみんなも同じようにがんばっているのだから、そんなにほめないで」と思ってしまう。
これらの項目には、ひとつの共通点があります。
それは、「自分を認められないこと」が原因で、違和感を覚えたりストレスを感じたりしている点。すべて謙遜さんの特徴です。
自分を認められない人には、このほかにも、さまざま気質があります。
まずは、次のチェックリストをみて、当てはまるところにチェックをつけていってみましょう。
謙遜さんチェックリスト
当てはまると思う項目にチェックしましょう!
□ 周りから期待されるとプレッシャーを感じる
□ 気がつけば人を優先し、自分のことをあと回しにしている
□ 周りの状況に影響されやすいタイプだと思う
□ 自分の成功や努力なんて大したことはないと思う
□ 「自分なんて」が口癖になっている
□ 人からほめられたときに反射的に否定することが多い
□ 人と意見交換をする場面で、自信をもって意見を主張できない
□ 自分の強みや得意なことを挙げるのが苦手
□ 小さなミスも含め、物事がうまくいかないのは自分のせいと考えがち
□ どちらかというと、失敗したほうに目が向きやすい
□ 目標を達成するための努力が足りないと感じている
□ 小さな進歩や変化では満足できず、もっとがんばらないとと思う
□ 「すぐに結果を出さなければ」と考えるタイプだ
□ 自分の努力や能力を客観的に評価するのはむずかしい