――具体的にはどのようにダイエットが進んだのでしょうか?

毎日あすけんに食事内容を入力したスクリーンショットをみんチャレのチーム仲間に報告し、メンバー同士で励まし合いながら記録を続けました。点数が高い日は褒め合い、点数が低かった日や入力ができなかった日は「そんな時もあるよね」と励まし合うことで、記録を楽しく続けることができました。

私は健康度にモチベーションが左右されると気づいたので、メンバーと点数を上げるためのコツを情報交換したりして、高得点を狙うことがやる気に繋がっていました。中にはいつも100点を出すようなツワモノもいたのですが、そんな人でも食生活が乱れがちな年末年始は点数が低くなるんですよ(笑)。一人でダイエットをしていたら、そのタイミングで挫折していたんじゃないかと思いますが、チームだからこそ「この時期は仕方ないよね。またお正月明けから頑張ろう!」と励まし合って頑張れました。

あすけんチーム仲間とのチャットの様子
あすけんチーム仲間とのチャットの様子

――健康度が低い時は、あすけんからどんなアドバイスが多かったですか?

お菓子の食べ過ぎをよく指摘されていました。以前は、お昼休みになるとコンビニに行き、高カロリーなお菓子やスイーツをよく買っていました。周りから「食べ過ぎじゃない?」と言われることもあったのですが、全く響かなくて。

でも、あすけんでAI栄養士の未来さんに「お菓子の食べ過ぎです!」と言われ続けると、「本当に食べ過ぎているんだな」と自覚し、意識が変わっていきました。

健康度が10点台だった頃のアドバイス画面。甘いもののほか、炭水化物、お酒も好きでついつい飲みすぎてしまうこともあったそう
健康度が10点台だった頃のアドバイス画面。甘いもののほか、炭水化物、お酒も好きでついつい飲みすぎてしまうこともあったそう

あとは、ヘルシーだと思って食べていたグラノーラの糖質が意外と高くて驚いたり。ほかにも、イメージと実際のカロリーや栄養素が違うものが結構あって、「自分の食事のどこが悪いのか」「何を改善すべきなのか」という点に、自然と気づくことができるようになりました。

食事記録を続けていくうちに健康的に痩せるための食べ方をインプットしていけるのがあすけんの良いところだと思います。あすけんを始めてから2週間ほどすると、だんだんと食事バランスが整っていき、5カ月で体重が66kgまで落ちました。