脳細胞が多い5歳から始める!
オランダでは、今年の新学期(8月)から文部省の通達により、英語の授業受講開始年齢がそれまでの7歳から義務教育開始年齢の5歳(小学1年生)に引き下げられた。
脳細胞は幼児期に形成され、その後は年齢とともに減少する。よって、脳細胞が最も多く活発な小学校低学年時に、英語を学び始めるべきだと考えられているからだ。
現在11歳のタゥンくんはそれよりもさらに前、2歳のころから、イギリスのBBC放送の幼児番組を録画したものをほぼ毎日見てきた。その結果、4歳のときにはオランダ語と英語との完全なバイリンガルになった。
タゥンくんは現在、週末と毎年の夏休みを利用し、イギリスのウェールズ地方を家族と訪れている。現地の子供たちに混じってサッカーをしたり、釣りをしたりして過ごすが、もちろん会話はすべて英語だ。
「自分から教えない限り、僕がオランダ人だって最初は誰も気づかないんだよ。英語は完璧だからね」
英語習得はまさに、“The sooner, the better.”(早ければ早いほど良い)だ。
ちなみに現在オランダの文部省が定めるカリキュラムでは「毎日1時限」と定められている。毎日触れることも重要なのだ。