確定申告の書類は10年保管

質問が多いのは、確定申告にまつわる書類です。公共料金の領収書は、お勤めの方は捨ててかまいませんが、確定申告で必要な方は残します。事業用の古い通帳も、確定申告をしている方は残しておいてください。これらの書類の保管期間は、5年、7年など色々な説があるのですが、10年取っておけば間違いありません。

ちなみに、私はその年の確定申告で使う領収書は、「領収書ボックス」を作ってオリジナルファイリングで管理しています。買い物でもらった領収書をジップロックに入れ→夫に渡し→夫が出納帳入力を行い→入力済みの領収書を1月〜12月まである持ち出しフォルダーに分けて入れ→税理士さんにお渡ししています。領収書をドサッとボックスに入れて、後からまとめて入力する方もいると思いますが、予め月別のフォルダーに分けて入れていくと時短になりますよ。

石阪 京子(いしざか・きょうこ)
片づけアドバイザー

宅地建物取引士。JADPメンタル心理カウンセラー・上級心理カウンセラー。大阪で夫と不動産会社を起業、夢のマイホームを手に入れても片付けができないと諦めている多くの人に出会う。自分にできることはないかと女性目線での建築設計、引っ越し後のアフターフォローとして家の片づけを提案。独自のメソッドは、一度やれば絶対にリバウンドしないのが特徴で、これまで様々な片付け法を試したり、プロに頼んではリバウンドを繰り返してきた人たちの「最後の駆け込み寺」となっている。