「金運に見放される財布」5つの共通点

金運に関する相談を受けていると、必ず話題にのぼるのが財布です。

中でも「黄色い財布を持ったのに金運が上がらないんです」という相談は少なくありません。

確かに、風水の「黄色い財布で金運アップ」という考え方は、テレビのワイドショーなどで取り上げられ、広く知られています。

また、財布は日常的にお金を入れておく場所ですから、財布は金運にとって重要な役割を果たします。

しかし、私は金運に恵まれている人が、黄色い財布を使っているところを見たことがありません。

では、彼らはどんな財布にお金を入れているのでしょう。

圧倒的に多いのは、革製の長財布です。そして、札入れと小銭入れは分け、2つの財布を使っているケースが多い。

一方、「お金がないんです」「どうしたら金運が良くなりますか?」と、お金の悩み相談にやってくる方々の財布にも共通点がありました。

それは、財布の扱いが雑だったり、状態に無頓着なことです。

●見た目がボロボロになっているのに、気にしていない
●ブランド物の財布を使っているが、劣化がひどい
●財布からレシートや領収書が飛び出している
●会員カードや診察券などのカード類で財布がパンパン
●小銭を入れすぎて、財布が膨らんでいる

中には、この5つすべてを満たしている相談者の方もいました。財布の状態に無頓着な人は、金運から完全に見放されてしまいます。

カードでの支払い
写真=iStock.com/mixetto
※写真はイメージです

お金だってゴミ屋敷に住みたくない

お金にとって財布は、家のようなものです。

安心して休める場所、居心地のいい場所であれば、ゆっくりと長居したくなりますし、出ていった後も帰ってきたくなります。

逆に荒れ放題で、ゴミ屋敷のようになっていたら、どうでしょう?

居着きたくないですし、せっかく帰ってきてもすぐに出ていきたくなります。

これが、財布がボロボロだと金運が逃げていく理由です。

その点、札入れと小銭入れに分けると、財布の中が整理整頓されて居心地がよくなります。

特にお札の扱いは、ゆったりしたベッドや座り心地のいいソファで休んでもらうようなイメージをもつことが大切です。

つまり、金運アップには、お金のくつろぎやすい空間をつくる意識が大切なのです。

長財布は、気品や良質といった格式のある印象を周囲に与え、上質な人脈を引き寄せる力があります。ですから、同じ長財布でも、持つならビニールよりも革がオススメです。

ただ、色にこだわる必要はありません。ポイントは今使っているものより、少しいい革の長財布を選ぶこと。必ずしも高級品でなくてもかまいません。自分の中で「これはちょっといいものだ」と思える価格帯の長財布を持つようにしましょう。