人生の転機を迎えても、働きつづけられるように
結婚、出産、親の介護……と人生の転機を迎えても、女性たちが生き生きと働き続けられるように応援したい――。リクルートグループ・人材総合サービスのスタッフサービス・ホールディングスで執行役員を務める小松さんは熱い思いを抱く。社内のワーキングマザーのイベントでも、自身の経験を飾らず話すことで伝えたいメッセージがあった。
「自分を犠牲にして育児や家事をがんばっていても、家族は喜ばないし、自分自身も疲れきってしまう。私も子育てしていたときはずっと苦しかったんですね。だから、まずは自分を大切にしてほしい。お母さんの不機嫌な顔を見ていたら、子どもたちも悲しむでしょう。お母さんがご機嫌でいるのがいちばん良いはずだから、自分をいたわることも必要なのよ、と話しているのです」