時間と場所とお金に縛られず海外で暮らすという選択肢も

前回は働き方の選択肢について話をしましたが、働き方が自由になると、住む場所にも縛られないようになります。現在はテレワークが普及しましたし、海外にいながらにして、日本の仕事をできるようになりました。

そうすると、日本より物価が安い国・地域に渡り住むことで、生活費を抑えることが可能となります。もちろん、国内でも物価がより安い地方に移住するということもできます。さらには、移住せずとも海外旅行しながらサイドFIREができるわけです。

会社員であれば、まだそれなりに制約もつきますが、個人事業主、フリーランスで働けば、かなり現実的な話となります。

移住先としては、世界経済で今「チャイナ・プラスワン」と呼ばれる動きがあり、タイ、ベトナム、カンボジア、ミャンマーが経済的にも活気があり、かつ物価もまだ安くて、おすすめです。食事も安く、都市部では生活に不便を感じることはないでしょう。

東南アジアの家賃、生活費事情の目安
※『マンガと図解 はじめてのFIRE』(宝島社)より