「平行な線は平行に引く」は意外と難しいです
続けて例題②(点Pを通りABに平行な線を引きなさい)をやってみましょう。
例題①に十分に慣れた子は、点PからABに平行な線を引けるようになります。それは、点Pから引く直線の目的地である点Qが見えるようになるからです。漠然と引くのではなく、「この点に向かって引く」という本来の直線の引き方を学ぶのです。
こうした練習によって、「平行な線は平行に引く」「垂直な線は垂直に引く」という当たり前のことができるようになります。
あとは、正しく描けているかポイントを意識しながら、図形を描く経験を重ねるだけです。下の問題にもチャレンジしてみてください。
【図を描く基本ポイント】
1:線は目標を定めてまっすぐ引く。横よりも縦のほうがまっすぐ引きやすいので、慣れないうちはノートを回転させて縦に線を引くようにしよう。
2:平行なところは平行に描く。マス目をきちんと数えよう。
3:角度を正確に。直角はきちんと直角に。正三角形の60度や、30度、45度などがどれくらいの大きさか意識しよう。
1:線は目標を定めてまっすぐ引く。横よりも縦のほうがまっすぐ引きやすいので、慣れないうちはノートを回転させて縦に線を引くようにしよう。
2:平行なところは平行に描く。マス目をきちんと数えよう。
3:角度を正確に。直角はきちんと直角に。正三角形の60度や、30度、45度などがどれくらいの大きさか意識しよう。