日本株も米国株も10月末から翌年4月にかけて上がる

株式相場にはシーズナリティ(季節特性)もあることが知られています。たとえば、10月末に買って4月末で売ると、勝率が高いことが知られています。逆に8月から10月中旬までは調整が起こることが多い傾向にあります。

実際に日経平均株価で季節特性を調べてみましょう。過去20年間の日経平均株価のデータを基に月別の騰落率を計算し平均すると図表1のようになりました。5月から10月は明らかに株価が低迷しているのがわかります。

過去20年の日経平均株価の月別の騰落率(平均)

1月の騰落率もマイナスですが、それを除くと11月から翌年4月までは大幅にプラスになっています。

2020年から21年にかけてはまさに季節特性通りの展開でした。20年の8月末から9月初めに一時的な調整局面があった後、10月ぐらいから年明けの5月ぐらいまではきれいに右肩上がりになりました。それに乗って僕も全力モードで投資をしました。

これは日本株だけでなく米国株にも当てはまります。

成長株への投資のイメージ
写真=iStock.com/Ghing
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理由はわからない

なぜなのか、理由はわかりませんが、勝率が高いのであれば「10月末に買って4月末に売る」ことを基本にしながら、全体の投資を進めるのが有利です。もちろん、当てはまらない銘柄・時期もありますが、過去のデータを分析して当てはまる状況であれば、より強気となってウェイトを高めるなど、臨機応変に投資できます。

季節特性を意識する人が増えると、その傾向がより強まります。8月か10月の間に下落し始めたら、投資を減らすなど微調整に使うのも効果的でしょう。反対に季節特性通り、8月から10月に5%から15%の下落があった後、反発し始めた場合は、投資を増やすのがいいでしょう。