確実にアポイントが取れるプランは?
冒頭の例と今回の例をまとめると、こんな感じになります。
●プランA……デジタルツールを使い、一斉メールでアプローチする
●プランB……新規客を調査して丁寧にメールを送る
【プランAのステップ】
①アプローチの文章を作成する
②見込み顧客リストをもとに一斉送信する
【プランBのステップ】
①ベースの文章を作成する
②ネットで検索をかけて必要と思われる会社をピックアップする
③その会社に合わせてベースの文章をアレンジする
「プランAがいい」と思い込み、お客様にアプローチしていたらどうでしょうか。どんなに頑張っても結果は出ませんし、「この会社は迷惑メールばかり送ってくる」という悪評を広めます。営業スタッフも会社もお客様も不幸になります。まさに“地獄”です。
一方、プランBではどうでしょうか。確実にアポイントが取れるようになりますし、お客様からも感謝されます。営業スタッフも会社もお客様も幸せになります。まさに“天国”になるのです。
どちらのやり方を選んだかで、今後のリモート営業において大きな差をもたらします。
リモート営業は、メールの第一印象が大事
メールの目的はお客様と面談のアポイントを取ることです。
対面営業は初対面の第一印象が大切ですが、リモート営業はメールの第一印象が決め手になってきます。
お客様に、メールをパッと見て「これはスパムや単なる売り込みじゃないな……ちょっと読んでみよう」と思ってもらうことです。お客様はメールを最後まで読んでくれません。というか開封すらしてくれません。ですからまずは開封してもらい、そのうえで「この営業スタッフと会ってみたい」と感じてもらう必要があります。
そういった第一印象のいいメールの文章とはどんなものでしょうか? その書き方について、3つのステップで説明します。
①どこの誰かを伝える
②メールを送った動機を伝える
③会うに値する信頼を得る