家計管理がラクになるカード&電子マネー活用術

家計管理で大事なことは、何に一番お金がかかって、使いすぎているか、ということを把握することです。

そのチェックをしやすくするために、現金ではなく、カードや電子マネーを利用して、さらに先払い(プリペイド)でなく後払い(ポストペイド)にするのがおすすめです。

電子マネーは先払いと後払いに大きく分けられて、先払いで代表的なのはSuicaやICOCA、楽天Edy、WAONなどで、後払いで代表的なのは、NTTドコモのiDやJCBのQUICPayなどです。後払いはクレジットカードと同じような感覚で使え、月ごとの支払いになるので、使った分を把握しやすくなります。最近はPayPayやd払いなどのバーコード支払いもありますので、これも明細が残ります。

また、先払いだとお金を使っている感覚が薄れて使いすぎることがありますが、後払いだと支払いが待っているということがストッパーになって、使いすぎを防いでくれるのもメリットです。

食費、通信費は手取りの何割におさめるべきか

家計簿を細かくつけると続かないのでつけなくてもいいですが、なんとなく図表1のような割合でバランスが取れることを目指しましょう。

収入(手取り額)に対する各費目の割合目安

このバランスを常に保つようにすると、生活費が足りなくなることはなく、でもちゃんとお金が貯まっていきます。

補足ですが、冷蔵庫や洗濯機などの耐久消費財を買うときは、収入8割のほうではなく、貯蓄している2割を使ってOKです。