※本稿は勝間和代『勝間式ネオ・ライフハック100』(KADOKAWA)の一部を再編集したものです。
住居費、車、教育費を見直す
貯蓄には収入の1~2割、できれば2割回すのが理想的です。そして、残りの8割で暮らします。
生活費を収入の8割に抑えるために、最初に見直さなければいけないのは住居費です。
よく、住宅ローンや家賃は収入の3割は使っていい、と言われますが絶対に嘘です。収入の3割を使ってしまうと、2割を貯蓄に回すことができません。また、収入はいろいろな事情で上下するので、下がったときに、3割もローンにあてていると家計が耐えられません。したがって、住宅費に使っていいのは収入の2割ぐらい、上限は2.5割にすることをおすすめします。
次に見直すべきは、自家用車の維持費です。私は、平日に車を使わない人は、車は不要だと思っています。土日しか使わないのなら、カーシェアリングで十分だからです。
意外と出費がかさむのは教育費です。子どもには、ついついお金をかけたくなるのが親の心理です。しかし、教育費にも上限を設けないと、家計は破綻します。
教育費の目安は収入の2割です。2割の中で、学校選びや習い事を決めないと、家計はうまく回らなくなります。