上司に認められるより大切なこと

いくら苦手な上司とはいえ、将来のことを考えると、上司にはある程度、認められたい、嫌われたくない、という思いは当然あると思います。でも、そこは気にしないほうがいい。

やはり働いている人は、自分を守ることが第一の業務です。自分が傷ついてまで、昇進を目指す必要があるのかどうか疑問ですし、そもそも昇進して活躍することも自分の健康があって初めて成立するものです。

認められる場所は、職場だけではありません。それよりも自分を守り、もっと自分が輝ける場所を探していくことが大切なのではないでしょうか。

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井上 智介(いのうえ・ともすけ)
産業医・精神科医

島根大学医学部を卒業後、様々な病院で内科・外科・救急科・皮膚科など、多岐の分野にわたるプライマリケアを学び、2年間の臨床研修を修了。その後は、産業医・精神科医・健診医の3つの役割を中心に活動している。産業医として毎月約30社を訪問。精神科医・健診医としての経験も活かし、健康障害や労災を未然に防ぐべく活動している。また、精神科医として大阪府内のクリニックにも勤務。