攻撃的な人の攻撃欲求をそぐ5つのポイント

攻撃的な相手を前にしたら、次の方法でうまく逃げましょう。

① リアクションを減らす

思わず泣いてしまったり、言葉に詰まったりして感情をさらけ出すと、相手の思うツボです。なにしろ相手はリアクションをしてほしいわけですから、こちらが感情を乱すと、攻撃欲求を刺激してしまうので気をつけましょう。

② 表情をさとられない

相手に自分の表情をさとられないことも大事です。そういう意味でマスクは、非常にいいツール。感染対策と関係なく、大いに活用しましょう。

③ 言葉数を減らす

攻撃する人は、こちらの言葉の揚げ足をとって、そこから自分のペースに巻き込んでいくので、こちらがしゃべるほどリスクが生まれます。「こう思う」「その理由は」なんて、自分のことを話すのはNG。「沈黙で間をとる」ことも強力な武器になります。

④ 主語を大勢にして答える

たとえば「結婚しないの?」と悪気なく踏み込まれたときは、「今どきの若者は晩婚ですから」と主語を自分ではなく、その他大勢にして、のらりくらりかわすとよいでしょう。

⑤ 短く言い切る

うわさ話に巻き込まれたら「あ、そうなんですね」と言葉としても短くいい切って、第三者的に乗り切ることが大切です。その話には全く興味がないというふうに装いましょう。

社内の人全員に対して一貫して「凛とした自衛官」キャラを演じるのもありですが、それもなかなか難しいでしょうから、まずは苦手な人に対してだけ、なりきってみるとよいでしょう。

とはいえ、特定の相手にだけ無表情にすると、逆に怒らせることもあるので、極端に振り切らないこともポイントです。無表情にしていればいいというわけではなく、泣いたり困ったり……といった感情を出さないこと。つまり相手が期待するようなリアクションをとらずに淡々とフラットにいることが大事なのです。