緊急事態宣言が解除されて、元の勤務スタイルに戻りつつあります。しかし、ビジネスパーソンの中には「テレワークのほうがいい」「会社に行きたくない」と、出社に対して気持ちが上がらない人も。産業医であり精神科医の井上智介先生に、出社したくない病を分析していただき、特に月曜日に出社しやすくなる方法をご提案いただきました。
コーヒー カップのメッセージ
※写真はイメージです(写真=iStock.com/XtockImages)

在宅のメリットを感じる人ほど「出社したくない病」に

コロナ自粛が明けて、出社できる環境になったにもかかわらず、出社したくないというビジネスパーソンは確かに多いですね。私の感覚としては、6、7割ほどでしょうか。どうやらテレワークにメリットを感じている人ほど、出社への腰が重いようです。

テレワークのメリットとは何でしょうか。改めてご説明しましょう。

メリット1:通勤時間がない

通勤時間から解放されると、ふだん以上に睡眠時間をとることができます。また満員電車や渋滞による体力消耗やストレスも避けられるため、テレワークになって健康になったと感じる人が多いでしょう。

メリット2:休憩時間を活用できる

仮に昼の休憩が1時間だとしたら、会社だとランチしておしまいのところを、家なら食事は手短にすませて、そのあとに掃除や洗濯をしたり、買い物に行ったり、職場ではできないことができます。在宅勤務時にうまく時間管理ができていた人にとっては、出社することで、かえって時間効率が落ちてしまうでしょうね。

メリット3:家庭内のトラブルに対応できる

たとえば、子どもが熱を出して保育園に預けられないといったときも、わざわざ有休をとって休まなくても、家で仕事をしながら子どもの面倒をみることができます。出社となるとそうもいかなくなるので、そのあたりに不安を抱いている人も多いのではないでしょうか。