就寝2時間前にデジタルオフ!
④デジタルに触れすぎる
リモートワークになると、オンライン会議やメールのやりとりなど、どうしてもデジタルと向き合う時間が長くなります。休憩中も動画を見たり、ネットサーフィンしたり、気がつくと一日じゅう、パソコンやスマホを触っていたということも。
デジタルに触れすぎると、目の疲れはもちろん、眠れなくなるのも心配です。というのも、ご存じの方も多いように、パソコンやスマホから出るブルーライトが、睡眠に関わるホルモンの分泌を妨げるからです。
そのホルモンは2つあります。ひとつは夕方になると分泌され、自然な眠気を誘発する“メラトニン”。ブルーライトを浴びると、このメラトニンが減るため、夜になっても眠気が来なくなります。もうひとつの“コルチゾール”は、メラトニンの分泌後、深夜から朝にかけて分泌量が増えて覚醒させるホルモン。しかし夜中にブルーライトを浴びると、コルチゾールが出て元気になってしまう。起きるモードになってしまい、やはり眠れなくなるのです。
ですから、理想は就寝2時間前にパソコンやスマホはオフにして触れないこと。100歩譲って1時間前。それぐらいの覚悟が必要です。
⑤仕事に追い込まれる
24時間仕事をしようと思ったら、できてしまうのがリモートワーク。残った仕事が気になるとか、ついでにここまでやってしまおうとか、誰かが止めてくれないと寝る時間を削ってまでズルズルと仕事をしてしまうことがあります。自分でコントロールできずに、仕事に追い込まれている状況ですね。
そうやってズルズルと仕事をしていると、逆に集中力が落ちてしまいます。集中力を保ちながら仕事をする方法として、よく知られているのが“ポモドーロ・テクニック”。作業を25分続けたあとに5分の休憩をとり、それを最大4セット続けるという時間管理術です。そういうテクニックも駆使しながら、メリハリをつけて仕事をしてほしいですね。