毎年春が近づくと、SNS上では認可保育園の入園可否通知に一喜一憂する声が多く見受けられる。4月からの職場復帰を目指している人にとって、保育園の落選通知はあまりにも無情だ。「一刻も早く預け先を見つけなければ!」と焦っている人が今やるべきことを、リクルートで「保活コンシェルジュ」として活躍する酒田絵美さんに聞いた。

保育園が決まっていなくても諦めるにはまだ早い

リクルート「保活コンシェルジュ」酒田絵美さん
リクルート「保活コンシェルジュ」酒田絵美さん

私も12歳、4歳、2歳の子どもを育てるママですが、第2子を産んで復職しようとしたときに、保育園が見つからずとても苦労したんです。「誰にも相談できず、どうやったら保育園が決まるのかもわからない。保活ってなんてつらいんだろう」と孤独感を感じました。その経験をナレッジ化して私のようなワーキングマザーを助けたいと思い、復職後に社内向けの『保活コンシェルジュ』を立ち上げました。『保活コンシェルジュ』は入園までの戦略を立て、従業員の復職をサポートしているので、“4月復帰を目指しているけれど、まだ預け先が決まっていない!”という方に向けて、今やっていただきたいことをお伝えしたいと思います。まだできることはあるので、諦めないでください。