何げない会話や態度においても、マナーはとても大切。ほんの少し振り返ってみただけで、そこには仕事でよりよい結果を出すためのポイントが隠されています。自分のスタンスがほぼ出来上がっている大人たちが、より進化成長するためのマナー連載。今月は、大人として、そして管理職としての「あるべき姿勢」についてです。
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受け身の働き方はトラブルを生む!

部下として「こんな上司がいたら困る」という代表格は、自発的な意志表示をしない“察してちゃん”ではないでしょうか。管理職の立場として、コミュニケーションは仕事相手を思いやるマナーのひとつ。仕事の手順において、一挙手一投足すべてを管理する必要はなくとも、部下への指示は明確にしておくべきですよね。

上司と部下とで相互理解がきちんとできているのといないのとでは、仕事の成果に大きな影響が出ます。つまり、最初の指示出しが不明瞭なうえに上司の意志が見えない仕事は、それだけでリスクを伴うのです。

さらにコミュニケーション不足によるトラブルは、今後においてあなたの信頼度に関わってきます。あうんの呼吸を求めがちな近しい人物=部下だからこそ、常に気をつけておく必要があります。