その投稿、本当に大丈夫?
最近SNSのマナーが問われています。それも、私たち大人が扱うSNSのマナー違反が目立つというのです。
今の子どもたちにとっては生まれながらにごく当たり前に存在しているものでありながら、昨今では学校の授業でとりいれることもあるというSNSですが、われわれ大人にとっては比較的新しいツール。実は「わかっていない」のは大人のほうだというのです。
見た人が不快に思うような投稿を避ける、情報漏えいしない、などというのは当たり前の話ですが、まず気をつけたいのが「投稿するのが当然の行為」という思い込み。
写真を撮る=SNSにアップする、という考えの人が増えていることはたしかです。けれど、中にはそれを嫌がる人や、都合の悪い人がいるかもしれない、ということを忘れてはいけませんよね。たとえ拡散目的のビジネスであっても、きちんと相手(一緒に映っている人や場所)の承諾を得ることが大切です。
その場の“ノリ”で問題ないように思えても、アップした写真は残り続けますし、もし後に慌てて削除したとしても、時すでに遅し……なんていう場合だってあるのです。タグ付けやハッシュタグについても同じこと。リアルな人間関係同様、相手の気持ちを尊重することは、今後の信頼にもつながります。