セルフ「腸ほぐし」で、未来のカラダを変えられる⁉
腸律セラピーは、はじめのうちは何度か通い、自分でお腹を触って不調がわかるようになるまでレクチャーしてもらうことが必要。お腹をさすり、どこにどんな痛みや違和感があるかで、カラダの不調を癒やす方法を学べる。毎日腸をさすれば、その日の体調や腸の状態がわかるようになるそう。
腸がキレイであれば、単に便秘やお腹の不快感を解決するだけでなく、排便リズムが整う、不妊予防や肌荒れやくすみの改善、運動能力の維持やパフォーマンス向上、前向きな気持ちを保つなどにつながる。
腸は誰もが持つ臓器であり、年齢や性別に関係がないため、腸律は誰でもできるのだ。
おへそを真ん中にして、小腸を小さい時計(内側)、大腸を大きい時計(外側)に見立て、小さい時計から順に、丹田(たんでん=おへその少し下位置)と呼ばれる6時の位置から時計回りにゆっくりさすり、それぞれ一周する。
さすり方は、そろえた利き手の指の上に別の手指を重ね、ゆっくりと左右に10回ほど揺らすようにさするのが基本の動作。
まずは朝晩、ベッドに横になり、6、7、8時……12時……3時、4時、5時と各位置を10回ほどさするだけでも、便秘や睡眠の改善効果が現れてくるそう。横になれる場所があればどこでもできるので、1日のうちに何度か腸ほぐしをするとより効果的だ。
サロンでの腸セラピーは、生活習慣などを記入したシートを基にカウンセリングを受けた後、50分ほどひたすら腸をゆっくりやさしくさすられる。眠ってしまうほど、全身が癒やされていくのがわかる。腸律の後は、不調部位を図で示されながら、腸の状態の説明を受けながらセルフケアの指導を受ける。怖いほど自分の不調を見抜かれたのには、驚いた。
病気とまではいかずとも、慢性的な不調を抱えていたり、ダイエットがうまくいかない人は、腸律でその原因が解明できるかもしれない。
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写真=iStock.com