やってはいけない「副業」に用心せよ!

政府の「働き方改革」により副業が推進され、世はまさに大副業時代。各種メディアやSNSでも副業情報が拡散され、副業向きのアプリが次々とリリースされるなど、誰でも始めやすい状況となっています。

ですが、推進されているからといって、その流れに手放しで乗ることは、本当に良い結果を生むのでしょうか?

例えば、副業として真っ先にあげられるフリマアプリの“メルカリ”ですが、「不用品を売って副収入にしよう」と取り上げられることが多いです。しかし、その「不用品」がどこから来ているのかといえば、もともとは自分の財布からです。これでは「不用品を若干良いレートで売った」だけであり、副業とはいえないのではないでしょうか。

自らハンドメイドで作った商品を売ったり、需要のある商品を仕入れて販売すれば、立派な副業だといえますが、その“商品”を見つけるのが、商売の醍醐味であり、もっとも難しい部分です。

同様にものを売ってお金を得るサービスでは、バンクの提供するアプリ“CASH”があります。

このアプリは手持ちの商品の写真をスマートフォンで撮ると、瞬時に査定額が算出され、商品を送付する前から出金が可能なアプリ。利便性は十分だと思われますが、気になるのは査定額です。

CASHでは査定が可能な商品は運営が指定するブランドのみとなっているうえ、査定額はネットオークションやフリマアプリ、中古品買い取り店よりも低いことがほとんど。