心臓がドキドキ……自立神経の不調和でさまざまな症状が
「マッサージ」
この季節で大切なことは、ココロを落ち着けることです。不安が強いと、心臓がドキドキし、呼吸が乱れます。これは自律神経の不調和であり、心臓や呼吸の乱れが、手足の冷え、便秘、生理不順など自律神経が絡むさまざまな症状を引き起こします。自律神経を整えるには、爪もみが効果的です。手足の各指の爪の生え際を心地よい程度に5回ほどもみましょう。手の薬指は交感神経を刺激する場所なので、やる気がない、日中の過度の眠気などを解消するのに効果があります。
「食養生」
この季節に効果的な食材は「ネギ」です。ネギは、カラダを温めるとともに、呼吸機能の改善にもいい食材です。辛味で温性なので、カラダの循環を良くし、冷え性の改善にも効果があります。また、ネギの持つ酸味は、解毒作用と同時に、ストレスや軽度のうつの改善にも効果があります。
「お勧めのツボ」
この季節にお勧めのツボは、「労宮(ろうきゅう)」です。労宮は、手のひらの真ん中あたりにあるツボで、手を丸めたときにもっともへこむ場所。東洋医学では気の出口とされており、気功などでもエネルギーを放つ部位と考えられています。労宮を5~10秒程度心地良い程度に押してみましょう。