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自分のSNSも見られていると思え

自己紹介をするときは、調べた相手の情報を元に、自分と相手とで接点のある話題を見つけ、そのテーマに関連する内容で話す。そうすれば、相手も自分に興味を持ってくれる。ブログやフェイスブックをしている人なら、サイトを見れば、趣味や行きつけのお店、音楽やワインなどの嗜好で共通する話題が見つかるだろう。

相手がこちらの情報を検索することを想定し、自分のサイトをつくるなり、SNSには絶えず情報をアップしておこう。友人同士だけしか通用しないテーマや、情報価値の低いコンテンツをアップするのは、できるだけ避けたい。

相手が年長者の場合、こちらにアピールする情報がなければ、謙虚に助言を受けたいと伝えればいい。大人なら、喜んで若者の相談に乗ってくれる。気をつけたいのは、相手が専門家の場合だ。通常、相談事が有料になる仕事をしている人(弁護士やコンサルタントなど)に、安易に相談しても、答えてもらえないことがある。仕事の相談ならオフィスに連絡してほしいとかわされてしまうこともあるかもしれない。こうしたときは、なぜその専門家の道を選んだのかについてたずねれば、その人なりのエピソードが聞ける。

リアルでなくても、ネットでもつながれる

人と懇意になる方法は、直接会って面識をつくるだけではない。SNSを活用すれば、会ったことがない人でも、ネット上で仲良くなれる。気になる人や面識をつくりたい人がいれば、たとえば、その人のフェイスブックの投稿を定期的にチェックする。その人がどんなことに興味を持ち、どんなコンテンツをアップしているかを把握し、その人が喜ぶ情報をこちらが入手したら知らせるようにする。貴重な情報を提供していれば、友人申請を許諾してくれる確率が高まる。

友人申請をする際には、申請ボタンをポチッとするだけにせず、自己紹介と友人になりたい理由をメッセージで送っておけば、相手の心象はさらによくなる。自己紹介する際も、自分のことだけでなく、入手した相手の情報に触れながら懇意になりたい心情を伝える。友人申請までしなくても、フォローして情報を得る方法もある。

「類は友を呼ぶ」法則にならうと、それなりに活躍している人の周囲には、友人にもそれなりの人が多い。友人たちが書き込んだ内容を見て、興味をひかれた人に友人申請やフォローをする方法もおすすめだ。ひとかどの人物かどうかを見極めるのに、文章の書き方や言葉使いから判断するのも有効だ。能力が高く、魅力のある人は、文章力に長けており、ウイットに富む表現が得意な場合が多い。