髪の悩みの治療は徹底した問診から
・短くて細く軟らかい抜け毛が増えた。
・頭頂部や髪の分け目が透けて見えるようになった。
・過度なダイエットをしたら髪がパサついて切れるようになった。
・出産後に抜け毛が増えて回復する様子がみられない。
・更年期世代に突入した。
見た目年齢を左右する頭髪の悩みは、女性にとって切実な問題。徐々に薄毛や抜け毛、地肌の透けが気になり始め、ヘッドスパや育毛剤を試したり、美容師に相談して髪形を変えたりする人も多い。
女性の薄毛は、主に血流の低下と女性ホルモンの乱れによるもの。ただし、原因は1つに限定できず、「子宮や卵巣などの婦人科疾患のほか、甲状腺疾患、出産(特に高齢出産や多胎出産)、過度なダイエットなど多岐にわたる」と浜中先生は話す。早ければ20代から症状に悩む人もいるというほど、クリニックを訪れる年齢層は幅広く、悩みは深い。
だからこそ、治療には徹底した問診が大切だ。特に若い人には生活習慣の見直しと、月経周期や月経前症候群など婦人科的側面に対しての指導をすることで、早めに改善のきっかけをつくる。「加齢による変化がいずれ来たときに、やれるだけやったうえで本格的な治療に入るのが理想」なのだそう。
クリニックでの治療は保険適用外。1年~1年半くらいで70~80%は改善が見込めるという。抜け毛が怖くても、日常ケアとして「シャンプーは毎日すること、自然乾燥させないこと」は守りたい。
1.2.日本初の女性専門外来の設立から丸11年。女性が通いやすくリラックスできる空間づくりも魅力。3.4.プライバシーに配慮した個別対応の環境が整う。5.受診前に専門スタッフによる無料相談が可能。費用や治療内容の疑問はカウンセリングで。6.診察では頭髪・頭皮はもちろん、生活習慣なども問診。血液検査、血圧測定を経て投薬などの治療が開始される。
教えてくれた人=院長 浜中聡子先生
女性頭髪専門外来 医療法人社団 ウェルエイジング ウィメンズヘルスクリニック東京
東京都千代田区丸の内1-11-1 パシフィックセンチュリープレイス丸の内10F 電話03-5224-6661 (診)火・木・金・土・祝10:00~14:00、15:00~19:00 水13:00~19:00 (休)日・月・第1水 ※予約制