STEP4:確定申告書を税務署に提出する

確定申告書が出来上がったら、書類をまとめて税務署に提出します。提出場所は住まいを管轄する税務署に持参するか、郵送するかのどちらかです。

申告受付は還付申告(税金が戻ってくる申告)なので、年初から受付しています。

申告期限は3月15日まで。郵送の場合は当日消印有効です。

もし、一昨年より前に多額の医療費がかかったのに医療費控除の確定申告をしていない人は、5年以内なら遡って申告できます。

申告に必要な書類は4点です。

・押印された確定申告書
・会社からもらった源泉徴収票
・医療費の明細書と医療費の領収書入りの封筒
・郵送なら確定申告書の控え返信用の封筒(80円切手を貼る

確定申告の時期の税務署は、個人事業主の確定申告で混雑していることも多く、税務署までの交通費や手間を考えたら郵送のほうがいいかもしれません。税務署の住所は自治体の広報誌などに書かれていますし、国税庁のサイトでも調べることができます。

参考までに、宅配便は法律上、信書を送ることができないので、郵便での郵送にしてください。

税金が銀行口座に戻ってくるのは1カ月半が目安。申告が早いほどお金が戻ってくるのが速いので、余裕をもって申告をすることをおすすめします。

マネージャーナリスト 坂本君子(さかもと・きみこ)
広告代理店、出版社にてサラリーで働くエディター、ライター、プランナー、コピーライターを経てフリーに。得意分野は投資、住宅関連。大ブレイクはしないけれど、仕事は堅実でハズさない。満を持して2008年に起業。個人投資家としての投資歴は15年選手(ちょっぴりプラス)。