Q:お酒を飲むシーンでのおつまみ選びで、次のうち、「バテ対策」になるのはどれですか。 

第1位:大豆製品が使用されているメニューを選ぶ(冷奴など(53人)
■植物性タンパクとミネラルが含まれ、バテだけでなく肝臓にも優しい。(30代、委託給食会社勤務)
■暑いとき、そうめんなどの炭水化物は食べられても、タンパク質はとりにくいため。(40代、フリーランス)

第2位:酸味があるメニューを選ぶ(酢の物やピクルスなど)(43人)
■酢には疲れ対策にいい有機酸や、またアミノ酸も含まれているので、ピクルスはおすすめ。野菜をとることで、ビタミン・ミネラルも摂取できます。(30代、フリーランス)
■バテには、クエン酸を摂取! 酢の物や梅を混ぜたメニューを選ぶといいです。(40代、食品メーカー勤務)

第3位:揚げ物は控える(唐揚げやポテトフライは控える)(17人)
■代謝が悪くなっているので、体には極力負担を与えないように。(20代、教育機関勤務)

おつまみは「高タンパク」「クエン酸」がキーワード!

バテ気味のときのおすすめのおつまみとして、「大豆製品」「酸味」が上位に挙がりました。疲れていると、おつまみよりもお酒に手が伸びてしまいがちですよね。でも、おいしくお酒を飲み、翌日に疲れを残さないためには、“賢いおつまみ選び”が重要なんです!

おつまみ選びの基本は「高タンパク」。タンパク質が肝臓の代謝機能を促進し、アルコールの分解を活発にします。中でも、大豆製品などの植物性タンパク質は、豊富な必須アミノ酸が肝臓を助けてくれます。

また、バテ気味の体には疲労回復に役立つクエン酸もおすすめ。酢の物やかんきつ類からとることができます。同じお酒を飲むのなら、レモンサワーやゆず酒など、かんきつ系のお酒を選んでみてはいかがでしょうか?

バテ気味になると、どうしても食事がおろそかになりがちです。そんなときはぜひアンケート結果を参考にしてみてください。ちょっとした工夫で、元気が早く取り戻せるかもしれません。

次回は、食欲増進のサポーター「香辛料」の活用方法をお届けします!

【文・監修】食プロリサーチ(http://www.shoku-pro.com/
食・健康分野に特化した人材サービス業の株式会社RDサポートと、健康情報分析評価業の株式会社インサイツが共同運営する管理栄養士・栄養士限定の会員制サービス。管理栄養士・栄養士の知識・信頼性を活かした機能性食品市場のマーケティング支援を行う。