300万円程度から利用できるラップ口座
「投資をしたいけれど、時間がなくて……。新聞に出ていた『ラップ口座』にしてみようかな……。ねぇ、どう思う?」
40代会社員の友人から聞かれました。
ラップ口座とは、証券会社などの金融機関が行っているサービス。証券会社や信託銀行に数百万円以上の資金を預け、運用を任せるものです。
一昔前までは千万円単位の資金がないと利用できず、利用者の多くは富裕層や多額の退職金を手にしたリタイア層でした。現在は300万円程度から利用できる金融機関が多くなるなど最低投資額が(以前よりは)小さくなり、利用者が増加。皆さんも新聞などで話題を目にしたかもしれませんが、私の友人も新聞で「ラップ口座が人気」という記事を読んで興味をもったようです。
株価が上がると投資に関心をもつ人が増えるので、その流れでラップ口座を利用する人も増えた、というところでしょう。余計な話ですが、どんな運用商品でも、株価が上がっていなければ人気は出ないものです……。