毎月の継続支援も可能
「本格的に支援したい」という場合には、継続的に寄附するシステムを利用する方法もあり、多くの団体で継続支援の仕組みを設けています。
「特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォーム」では、月1000円からのマンスリーサポーターという寄附の方法があります。紛争や災害時の緊急・人道支援を行うNGO組織で、シリア、イラク、アフガニスタン・パキスタン、ミャンマー、パレスチナ・ガザ、南スーダンなどで人道支援を行うほか、東日本大震災や広島土砂災害の被災者支援などの活動を行なっています。
子どもと一緒に寄附を考える
自然環境の悪化を食い止め、人類が自然と調和して生きる未来を築くことを使命として活動する「公益財団法人世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)」では、毎月500円からの継続的な寄附ができ、会報や活動報告書などが届きます。
15歳以下を対象としたジュニア会員(年1500円)、19歳以下のユース会員(年3000円)という寄附の仕組みもあり、お子さんにも、「お年玉の一部で野生動物や森や海を守る」といった取り組みができます。
「ユニセフ」の「ユニセフ支援ギフト」も、お子さんと一緒に寄附を考える際にも親しみやすいかもしれません。ユニセフの支援物資を途上国の子供たちにプレゼントするというもので、はしかワクチン100回分が3400円、寄生虫を駆除する虫下し1000錠が3300円など、選んだギフトが、必要とする地域に送られ、支援者にはお礼カードが届きます。
医療を受けられない、紛争に巻き込まれている、強制労働させられている、教育を受けられない…。そんな子どもたちがいることを教え、親子で考えるというのも、大事な教育のように思えます。子どもの視野を広げる、社会参加の意識を促す、という意味でも意義深いのではないでしょうか。