効能は同じ。医師はなぜ高い新薬を使うのか

4月以降、ジェネリック医薬品の普及率は期待に反し伸び悩んでいる。澤井光郎社長は低迷するシェアをこう分析する。

「確かに厳しいですが、おおよそ想定内の数字といっていいでしょう。その理由は、まだまだ医師のジェネリック積極派が少ないからです。おそらく、2割に満たないと思います。残りのうち6割がノンポリ派。ここが半分でもジェネリック肯定派になってくれると数字は伸びるはずです」

同社がこの5月の連休明けに全国の薬剤師約300人に行ったインターネット調査でも「変更不可」の欄に医師のサインがない処方箋の割合は48.1%と半数を下回る。そのうち、ジェネリック医薬品に変更したのは21.1%。全処方箋における変更率は10%でしかない。