おいしく食べてパフォーマンスを発揮

体型が昔と変わってくると、「特定の食材に頼ろう」「食べるものを削ろう」という思考になりがちです。

しかし働く人にとっては、体重だけが健康の指標ではありません。食生活が乱れて午後は眠くなったり、ダイエットをして空腹で仕事に集中できなくなったりすると、生活する上で困ってしまいます。

適量で満足でき、必要な栄養が摂れて、そのあと余計なものを食べなくて済む食事を追求してみましょう。そしてその食生活を何年も続けることが、ダイエット成功の鍵です。

たんぱく質をしっかり摂る、脂質は必要以上に避けず種類を意識する、野菜や魚などを調味料を使っておいしく食べる。こうした小さな工夫の積み重ねが、体重だけではなく、毎日の仕事や生活を続けていくための食生活につながっていきます。

食欲の秋だからこそ、食べることを我慢しすぎるのではなく、おいしく食べながら、体と仕事のパフォーマンスを整えていきましょう。

なお、食事を整えても疲れやすい、集中できない、眠れないといった状態が長く続く場合は、栄養だけが原因とは限りません。睡眠やストレス、こころの状態なども含めて、一度医療機関に相談してみてくださいね。

診察室で患者の問診を行う医師
写真=iStock.com/byryo
※写真はイメージです

参考文献
厚生労働省 e-ヘルスネット「脂質異常症の食事」
文部科学省「日本食品標準成分表(八訂)増補2023年版」準拠、「食品成分データベース」
Hannon BA, et al. Clinical Outcomes of Dietary Replacement of Saturated Fatty Acids with Unsaturated Fat Sources in Adults with Overweight and Obesity: A Systematic Review and Meta-Analysis of Randomized Control Trials. Ann Nutr Metab. 2017.
Dalgaard LB, et al. A dairy-based, protein-rich breakfast enhances satiety and cognitive concentration before lunch in overweight to obese young females: a randomized controlled crossover study. J Dairy Sci. 2024.
Shishehbor F, et al. Vinegar consumption can attenuate postprandial glucose and insulin responses: a systematic review and meta-analysis of clinical trials. Diabetes Res Clin Pract. 2017.
Yao Y, et al. Effects of dietary fats on the bioaccessibility and bioavailability of carotenoids: a systematic review and meta-analysis. Nutr Rev. 2022.

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