「脂質が高い」と言われたらどうするか

また、ゆでたブロッコリー、アスパラ、にんじんなどにマヨネーズを添えるのもおすすめです。野菜に含まれるβ-カロテンなどの脂溶性成分は、脂質と一緒に摂ることで吸収されやすくなります。

「ダイエット中だから、味付けは塩だけ」とストイックになりすぎる必要はありません。おいしく食べられる工夫を取り入れて、無理なく続けるほうが、長い目で見ると健康的な食生活につながります。

ゆで野菜のマヨネーズ添え
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ゆで野菜のマヨネーズ添え

また、健康診断で「脂質が高い」と言われた場合には、脂質を一括りにしないことも大切です。LDLコレステロール(いわゆる悪玉コレステロール)、中性脂肪、HDLコレステロール(いわゆる善玉コレステロール)など、どの数値が高いのかによって、見直したいポイントが少し違います。

まず、中性脂肪が高い場合に「脂っこいものが原因」と誤解しがちですが、原因はそれだけではありません。飲酒、甘いものや糖質、エネルギーの摂りすぎ、運動不足なども関係します。

お酒を飲む量が多くないか、甘い飲み物を習慣的に飲んでいないか、お菓子をしょっちゅう食べていないか、普段から歩いているかを確認してみましょう。

次にHDLコレステロールが低い場合は、運動不足や喫煙などが関係することがあります。運動不足の解消といっても、いきなりジムに通う必要はありません。まずは近くのコンビニに行く、一駅分歩くなど、小さなことから始めましょう。

悪玉コレステロールで要注意の“種類”

LDLコレステロールが高い場合は、脂質の種類を見ることが大切です。脂質にはいくつもの種類があります。バター、生クリームなどに多い飽和脂肪酸と、魚や植物油などに含まれる不飽和脂肪酸では、体への作用が異なります。

大切なのは、脂質の種類と量、そして何から摂るかです。厚生労働省からは、飽和脂肪酸を摂りすぎないようにすすめられています。

たとえば、肉そのものには、たんぱく質や鉄、ビタミンB群など、体に必要な栄養素も含まれています。生クリームをたっぷり使ったケーキなどを習慣的に多く食べることは、飽和脂肪酸の摂りすぎにつながります。

ちなみにマヨネーズに含まれる脂肪酸の約9割は、一価不飽和脂肪酸や多価不飽和脂肪酸などの不飽和脂肪酸です。

脂質もその他の栄養も、どれかを極端に制限したり摂りすぎたりすることなく、バランスよく摂っていくことが大切です。