毎日の何げない親子の会話や遊びの中で、わが子の「言葉力」を伸ばしていくことができます。特別な道具や環境は必要ありません。子どもが言葉を理解し、使いこなせるための家庭習慣をお伝えします。
Q.親の見ていないところで、わが子が問題を起こした
保護者面談で「○○さんは最近忘れ物が多いので何度か注意しているのですが、おうちではどうですか?」と言われ、「あの子、先生に注意されたこと、ひと言も言ってない!」とプリプリしている親御さんがいます。でも、そんなムードを出していたら、お子さんは、「自分がやらかしたこと」をなかなか言い出せない。そんな状態が続くと、「都合の悪いことはごまかす」なんてクセがつくかもしれません。
まずは、お子さんの言い分も聞いてみましょう。お子さんが素直に話してくれるためには、親の感情はグッとこらえ、「学校の先生から『最近忘れ物が多いですよ』って言われたの」と、事実だけを穏やかに言ってみてください。そして、「何か言いたいことがあったら、話してみて」と、お子さんの言い分に耳を傾けてください。
「お父さん、そんなに怒ってるわけではなさそうだな」と感じれば、「そうなんだ。3回連続で忘れちゃって。気をつけなきゃと思ってるんだ」と、素直に答えてくれるもの。「じゃあ、お父さんも一緒にいい方法を考えてみるよ」と言ってやれば、お子さんの気持ちも前向きになるはず。「自分に都合が悪いことでも、勇気を出して話せば、いい方向に向かうはず」というポジティブな考え方を身に付けることができます。
※本稿は、『プレジデントFamily2026春号』の一部を再編集したものです。


