毎日の何げない親子の会話や遊びの中で、わが子の「言葉力」を伸ばしていくことができます。特別な道具や環境は必要ありません。子どもが言葉を理解し、使いこなせるための家庭習慣をお伝えします。
Q.子どもに時間を意識して行動させるには?
「早くご飯を食べなさい!」「まだ靴下をはいていないの?!」。どこの家庭でも朝は大忙し。こんな言葉が飛び交っていることでしょう。親御さんは慌ただしい中で指示をするので、どうしても厳しい言葉遣いになってしまいます。
でも、幼稚園児にとって、時間と行動を結びつけて準備するのはとっても難しいこと。一方的に言われてばかりでは、「自分はお父さんやお母さんが期待するような準備ができない」という、自分を否定する感情をもってしまいます。朝の支度や、その後の幼稚園に対してもネガティブな気持ちになってしまいます。
そこでおすすめなのが、毎朝見ているテレビ番組のコーナーと支度のタイミングを関連付けること。「お天気コーナーが始まるまでに、ご飯を食べよう」「占いコーナーが始まったら、靴下をはこう」といった具合。いちいち親から指示されなくても、お子さんが自分の判断で支度できます。自分で用意ができたときには、思いっきりほめてやってください。「自分で用意したらほめられた! 僕って、すごいんだ!」と自信をもつことができます。
※本稿は、『プレジデントFamily2026春号』の一部を再編集したものです。


