毎日の何げない親子の会話や遊びの中で、わが子の「言葉力」を伸ばしていくことができます。特別な道具や環境は必要ありません。子どもが言葉を理解し、使いこなせるための家庭習慣をお伝えします。
Q.添い寝で寝かしつけるとき、できることは?
「さあ、もう寝よう」というタイミングで、親御さんの「オリジナルストーリー」を話してやってはいかがでしょうか。今日一日のことや、親御さんご自身のことを話してやればいいのです。
「今日はいい天気だったね。お空が真っ青だったね。公園ではいろんな色の花が咲いていたね」「お母さんは、明日はお仕事に行かなくちゃならないの。だから、このあとで、明日着るお洋服を用意するんだよ。明日は寒いかな」。こんな感じです。これだけでも、子どもの脳にとっては十分な刺激になります。
お子さんも一緒に体験したシーンについては、耳から入ってきた言葉と、頭の中に残っている映像の記憶とを結びつけることになるので、いい刺激になります。
「翌日の親の予定なんか伝えても、どうせわからない」と思われるかもしれませんが、「お母さんが自分のことを一生懸命話してくれている」ということは伝わります。話の内容は特別なことでなくていい。「お母さんやお父さんが、自分とおしゃべりをしてくれている」という安心感に包まれることで、心地よい眠りの世界に入っていけるはずです。
※本稿は、『プレジデントFamily2026春号』の一部を再編集したものです。


