毎日の何げない親子の会話や遊びの中で、わが子の「言葉力」を伸ばしていくことができます。特別な道具や環境は必要ありません。子どもが言葉を理解し、使いこなせるための家庭習慣をお伝えします。

Q.子どもの偏食や好き嫌いをどうする?

子どもの好き嫌いを心配したり怒ったりする必要はありません。「健康のために、食べたくないものでも我慢して食べる」のは、人間だけ。子どもが「食べたくない」と感じるのは、その食べ物に何らかの違和感をもつからです。苦いとか、へんなにおいがするとか、硬いとか……。

「でも、ピーマンもニンジンも食べられないままだと栄養が偏るし……」と心配するかもしれませんが、大丈夫。ほとんどの場合、大人になるまでの間に食べられるようになります(好きか嫌いかは別ですが)。そのために必要なのは、「食べなくてもいいから知識は入れておく」ということ。「残してもいいけど、ピーマンは緑黄色野菜と言ってビタミンAがたくさん入っているんだよ。ビタミンAをとると、お肌もきれいになるし、目にもとってもいいんだよ」と、繰り返し教えてやりましょう。

子どもが成長し「嫌いでもやったほうがいいこともあるんだ」とわかった頃に、渋々ながら食べるようになります(そして、その美味しさに気づいて、むしろ好きになったりします)。

※本稿は、『プレジデントFamily2026春号』の一部を再編集したものです。