タイガー「極うま」と象印「白米熟成」
価格を抑えたモデルとはいえ、炊飯モードは白米だけではない。
タイガー「JPW-K100」は、「白米」「極うま」のほか、「冷凍ご飯」「少量高速」「おにぎり」「玄米」「雑穀」「分づき」などを搭載している。「少量高速」では0.5合を最短約15分で炊飯できる。「冷凍ご飯」も用意されており、食べ方や保存方法に合わせて炊飯方法を選べる。
象印「NV-KA10」は、「白米」のほか、時間をかけて炊く「白米熟成」、「白米急速」「エコ炊飯」「炊きこみ」「すしめし」「おかゆ」「玄米」「雑穀米」「麦ご飯」などを搭載している。白米では「ふつう」「やわらかめ」「かため」と、好みに合わせて炊き上がりの食感を選ぶこともできる。
なお、今回の比較では、白米についてはタイガーを「極うま」、象印を「白米熟成」で炊飯し、そのご飯を使って、炊き立てだけでなく、おにぎりや冷凍・解凍後などの変化も確認した。
3合を炊くとタイガー62分、象印74分
今回は、白米3合を使って比較した。
タイガーは「極うま」で炊いてみた。「極うま」は、通常の「白米」より吸水工程に時間をかけ、米の甘みや弾力、香り、粘り、柔らかさなどを引き出すことを狙ったメニューだ。さらに炊飯後は約110~115℃の高温で蒸らし、米のα化を促進する。「極うま」で炊飯すると62分だった。一方、「白米」では49分。時間をかけて米に水を吸わせ、炊き上がりを整えるぶん、「極うま」のほうが炊飯時間は長くなる。
象印は「白米熟成」を使用した。こちらも時間をかけて米を水に浸し、芯までじっくり吸水させるのが特徴だ。芯まで水を行き渡らせることで米の芯からα化を促し、甘みを引き出すことを狙っている。3合を「白米熟成」で炊飯すると74分だった。「白米」は59分なので、こちらも通常の白米炊飯より15分長い。
つまり、どちらも吸水などに時間をかけて米の持ち味を引き出すことを狙った炊飯モードだ。タイガーの「極うま」は62分、象印の「白米熟成」は74分。今回の条件では象印のほうが12分長かった。


