宅配ピザ屋はなぜ、手渡しで販売するのか

宅配ピザの原価率は、箱代を入れても15~20%程度。内訳は食材費が10%余り、箱代などの包装資材が5%弱程度です。一般の飲食店の原価率が30%前後ですから、原価はその半分程度しかかかっていないというわけです。

ただ、宅配ピザというビジネスは、普通の飲食店と違って、注文先に配達しなければなりません。その配達に、バイクのドライバーの人件費、バイクの維持費・燃料代などに大きなコストがかかるのです。とりわけ、昨今は、人手不足で、配達スタッフの確保にコストがかかるようになっています。

そこで、近頃は、来店したお客に、ピザを手渡しで販売する店舗が増えています。たとえ、配達用の半値ほどで販売したとしても、もともと原価率が15〜20%ほどですから、配送コストを削ったほうが利益率は高くなるのです。

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