\アプリが便利&米国株におすすめ/
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moomoo証券は、近年広告などで見かけることも多い外資系の新興のネット証券である。SNSでも話題となっており、名前だけでも耳にしたことがある人もいるだろう。

しかし知名度の高い国内の大手ネット証券ではないため、「怪しい会社なのでは?」「本当に使って大丈夫?」と疑問を持つ人も少なくないはずだ。

PRESIDENT Growthアフィリエイト記事制作チームは、そうしたmoomoo証券への評価の真相を確かめるため、「moomoo証券の評判に関する口コミアンケート」をインターネット上で実施した。

本記事では、moomoo証券の評判や口コミ調査を基に、サービスの特徴やメリットについて解説する。現在実施中のキャンペーン情報についても紹介するので、口座開設を検討している人は参考にしてほしい。

目次

  1. moomoo証券は怪しい会社ではない!基本情報を紹介
  2. moomoo証券の良い評判・口コミ
    1. アプリが使いやすく情報も集めやすい
    2. 米国株の手数料が安い
    3. 米国株の取扱銘柄数が多い
    4. 米国株に1ドルから投資できる
  3. moomoo証券の悪い評判・口コミ
    1. IPO投資に対応していない
    2. 日本株・投資信託の取扱銘柄数が少ない
    3. クレカ積立に対応していない
  4. moomoo証券がおすすめの人
    1. 米国株を中心に取引したい人
    2. アプリで情報収集を行いながら取引したい人
  5. moomoo証券で現在開催中のキャンペーン
  6. moomoo証券に関するよくある質問

moomoo証券は怪しい会社ではない!基本情報を紹介

moomoo証券は、日本の金融庁のライセンスを取得している証券会社であり、決して怪しい会社ではない。香港に本社を置き、米国の株式市場であるNASDAQに上場している「Futu Holdings Limited」の傘下にあるグローバル企業だ。

日本市場へは、2022年9月に100年以上の歴史を持つ証券会社「ひびき証券」を買収して本格参入した。現在は、香港、アメリカ、シンガポール、オーストラリア、日本、カナダ、マレーシアで事業を展開しており、専用アプリ「moomoo」の総利用者数は約2,500万(2024年12月31日時点)を記録している。

■moomoo証券の基本情報
商号 moomoo証券株式会社
代表者名 伊澤 フランシスコ
設立年 1920年4月
本社所在地 東京都渋谷区渋谷1丁目2-5 MFPR渋谷ビル11階
資本金(※1) 92億2,500万円
ユーザー数(※2) 2,500万人
預かり資産(※2) 892億ドル
加入協会 日本証券業協会、一般社団法人日本投資顧問業協会
金融庁登録番号 関東財務局長(金商)第 3335 号
金融庁登録種別 ・第一種金融商品取引業
・第二種金融商品取引業
・投資助言・代理業
・投資運用業
(2025年3月12日現在)

moomoo証券の魅力は、米国株を中心に多様な金融商品を取り扱っている点にある。上場株式はもちろん、ETF(上場投資信託)、ETN(指標連動証券)、REIT(不動産投資信託)、投資信託なども取引可能だ。

さらに、単元未満株の取引やNISA口座にも対応。手数料が安く、アプリ内のマーケット情報も充実しており、初心者から経験者まで、幅広い投資家にとって使いやすい証券会社といえるだろう。

■moomoo証券の取引概要
取扱銘柄 ・上場株式
・ETF(上場投資信託)
・ETN(指標連動証券)
・REIT(不動産投資信託)
・投資信託
・ひと株(単元未満株)
銘柄登録数 10,558銘柄(米国株6,175銘柄、日本株3,959銘柄、投資信託424銘柄)
最低投資額 1株単位
取引方法 現物、信用
注文方法 通常(指値)、通常(成行)、逆指値(指値)、逆指値(成行)、トリガー(指値)、トリガー(成行)、トレールストップ(指値)、トレールストップ(成行)など
NISA口座での取引
主なテクニカル指標 62種類
主な手数料 ・日本株:無料
・米国株:約定金額の0.132%(※1)
・投資信託:購入時手数料無料
・為替取引⼿数料:無料
マーケット情報 経済カレンダー、決算カレンダー、ニュース速報、ヒートマップ、機関投資家の動向、セミナー など
公式サイト 公式サイト
(2025年3月12日現在)
※1:2025年2月時点
※2:2025年12月31日時点。全世界の合計
※1:ベーシックコースの場合。最低手数料は0.01米ドル

moomoo証券の良い評判・口コミ

まずは、moomoo証券の良い評判・口コミから紹介しよう。

アプリが使いやすく情報も集めやすい

moomoo証券は、スマホアプリの使いやすさと情報収集のしやすさで高い評価を受けている。株式の注文が簡単に行えるため、投資初心者でもスムーズに操作できると好評だ。

口コミ

30代女性投資歴:半年~1年

4

moomoo証券のアプリは操作がシンプルで使いやすく、取引しやすいと感じています。アプリのインターフェースが直感的で、株式やETFの注文がスムーズにできる点が特に便利です。リアルタイムのチャートや市場データもわかりやすく、必要な情報にすぐアクセスできるため、ストレスなく利用できます。

口コミ

20代男性投資歴:1カ月〜3カ月

4

アプリ上において、チャートを細かく分析できる点が非常にありがたいです。他の証券会社のアプリでも同様のサービスはありますが、かなり詳細に分析できる点はすごいなと思います。また、いろいろな銘柄の動きをチェックできますし、かつ、ニュースが無料で購読できる点も魅力です。

moomoo証券は、一つのアプリで、株式だけでなく、投資信託や暗号資産など幅広い銘柄の動向を追えるのが強みだ。

さらに、口座開設をせずにアプリへの会員登録を行うだけで、大企業の決算説明会動画や経済指標に関するLIVE動画も視聴できるため、効率よく情報収集できる。

moomoo動画一覧.jpg
画像引用:mooomoo

特筆すべき点は「デモ機能」が搭載されていることだ。デモ機能とは、実際の資金を使わずに投資体験ができるシミュレーション取引機能のことである。リアルな相場環境で株式取引を無料で試せるため、初心者でもリスクなしで取引の練習ができる

AppStoreやGooglePlayストアに掲載されている総合評価を見ても、moomoo証券のアプリは5段階中4.5以上と高く、大手ネット証券5社の株アプリと比べてユーザーからの評価が高い(下表)。

■スマホアプリの口コミ評価比較
金融機関名 アプリ名 AppStore GooglePlayストア
moomoo証券 moomoo証券 4.5/5 4.6/5
SBI証券 SBI証券 株アプリ 2.4/5 2.0/5
楽天証券 iSPEED 4.5/5 4.3/5
マネックス証券 マネックス証券アプリ 4.3/5 3.6/5
三菱UFJ
eスマート
証券
株・先物OPアプリ 3.0/5 3.2/5
松井証券 松井証券 日本株アプリ 4.4/5 4.2/5
(2025年3月12日時点)
出典:AppStoreGooglePlayストア

さらに、口座を開設すると「moomooプレミアム」と呼ばれる以下の機能を利用できるようになる点も見逃せない。

豊富なリアルタイムデータを無料で確認できる

moomoo証券で口座を開設すると、最新の株価や板情報を無料で確認できる。

株価や板情報をリアルタイムで見るためには、有料オプションや一定の取引条件を満たす必要がある証券会社も多い。しかし、moomoo証券なら口座を開設するだけで、無料で利用できる。

株価は刻一刻と変動するため、最新のデータを即座にチェックできれば売買のタイミングを逃さずに済む。特に、短期売買を行う投資家にとってはメリットが大きいだろう。

著名投資家のレポートを読むことができる

moomoo証券で口座を開設すると、著名な投資家による市場分析や注目銘柄に関するレポートを閲覧できる。経験豊富なプロの視点を取り入れることで、投資初心者でもより的確な判断をくだしやすくなるだろう。

さらに、moomoo証券のアプリでは、機関投資家やアナリストによる銘柄評価を確認できる。銘柄ごとに、アナリストの最新の見解をチェックできるため、投資の判断材料として役立つだろう。

特に、アナリストは過去の予測の的中率と収益率に基づいてランク付けされているため、より信頼性の高いアナリストの意見を参考にできる点は、投資の精度を高めるうえでも大きなメリットとなる。

四季報や日経CNBC動画を閲覧できる

moomoo証券で口座を開設すると、四季報や日経CNBC動画を閲覧できるため、投資判断に役立つ情報を効率的に収集することも可能だ。

四季報は、上場企業の業績や財務状況、成長見通しなどを詳しく掲載したデータ集だ。有望株を見つける際の参考資料として、多くの投資家が活用している。

日経CNBCは、金融・経済ニュースを専門に扱う動画チャンネルだ。moomoo証券のアプリでは、リアルタイムのマーケット情報や専門家による解説を視聴できる。動画を通じて分かりやすく最新情報を得られるため、スキマ時間を活用しながら効率よく学べる。

他の証券会社と同様に、口座開設自体は無料だ。情報収集だけが目的の場合でも、口座を作っておいて損はないだろう。

米国株の手数料が安い

moomoo証券は、米国株の取引手数料が安く、コストを抑えて投資できる点も高く評価されている。大手ネット証券と比較しても、より低い手数料で取引できるため、特に頻繁に売買したい投資家にとっては魅力的だ。

口コミ

40代男性投資歴:3カ月〜半年

5

米国株の取引手数料は私の知る限りでは最安だと思います。私はスイングトレードを主に行っていますので、この手数料の低さは大きなメリットとなっています。

口コミ

30代女性投資歴:半年〜1年

4

moomoo証券の取引手数料は非常に低く、特に米国株の取引では他の証券会社と比べてかなりお得です。低コストで取引できる点が魅力です。

moomoo証券の手数料は、取引スタイルに応じて「ベーシックコース」と「アドバンスコース」の2つのコースから選べる。

■moomoo証券の米国株取引手数料コース
ベーシック
コース
アドバンス
コース
概要 約定代金によって手数料が決まる 売買株数によって手数料が決まる
手数料 約定代金×0.132%(※1) ・取引手数料:0.00539米ドル(※2)
・システム利用料:0.0055米ドル(※3)
・現地精算費用:0.006米ドル
(2025年3月12日時点)
※1:上限22米ドル、最低手数料0.01米ドル
※2:最低手数料:1.08米ドル/注文
※3:最低利用料:1.1米ドル/注文

特に、ベーシックコースは約定代金に応じて手数料が決まる仕組みで、同様の料金体系を採用している大手ネット証券と比べても、moomoo証券の手数料は最低水準となっている。

■米国株の取引手数料比較
課税口座 NISA口座
moomoo証券 約定代金×0.132%(※1) 無料
SBI証券 約定代金×0.495%(※2) 無料
楽天証券 約定代金×0.495%(※2) 無料
マネックス証券 約定代金×0.495%(※2) 実質無料(※3)
三菱UFJeスマート証券 約定代金×0.495%(※2) 無料
松井証券 約定代金×0.495%(※2) 無料
(2025年3月11日時点)
※1:ベーシックコースの場合。上限22米ドル、最低手数料0.01米ドル
※2:上限22米ドル、最低手数料0米ドル
※3:取引手数料は全額キャッシュバックにより、実質無料

NISA口座の場合、証券会社による手数料の差はほとんどない。一方、課税口座の場合、moomoo証券の手数料は他社の4分の1程度であり、取引コストを大幅に抑えられる。

米国株の取扱銘柄数が多い

moomoo証券は、他のネット証券と比べて米国株の取扱銘柄数が多い。実際に利用している投資家からも、「米国株の取扱銘柄が豊富」「他社では買えない銘柄も取引できる」といった声が寄せられている。

口コミ

40代男性投資歴:3カ月〜半年

5

moomoo証券の取扱銘柄数にはとても満足しています。特に、米国株の取扱銘柄数が他の証券会社と比較して断然に多いので、他では取り扱いがない小型株やETFのトレード機会を逃さずに済むので、大満足です。

口コミ

30代男性投資歴:半年〜1年

4

特に、米国株は約6,000銘柄と、人気の銘柄はもちろん、ニッチな銘柄まで網羅しているのが魅力です。これだけの選択肢があると、自分の投資戦略に合った銘柄を見つけやすいです。

大手ネット証券の米国株の取扱銘柄数と比較すると、以下のとおりだ。

■米国株の取扱銘柄数比較
証券会社 取扱銘柄数
moomoo証券 6,175本
SBI証券 5,172本
楽天証券 4,627本
マネックス証券 5,102本
三菱UFJeスマート証券 2,005本
松井証券 4,899本
(2025年3月12日時点)

moomoo証券の米国株取扱銘柄数は、大手ネット証券のSBI証券や楽天証券よりも、1,000銘柄以上多い。

特に、米国市場では、時価総額の小さい企業(小型株)が急成長するケースも少なくない。moomoo証券なら、そうした将来有望な企業の株を、他社よりも幅広く取引できる可能性がある。成長株を狙いたい投資家にとって大きな魅力といえるだろう。

米国株に1ドルから投資できる

moomooのmicro米国株.png
画像引用:moomoo証券

moomoo証券では、米国株に1ドルから投資できるため、少額での取引が可能だ。まとまった資金を用意しなくても始められるため、初心者でも気軽に米国株投資に挑戦できるのが魅力である。実際に利用している投資家からも、「少額だから気軽に始められた」といった声が寄せられている。

口コミ

30代男性投資歴:半年〜1年

4

米国株も少額から気軽に始められたのはとてもよかったです。米国株は日本株に比べて1株あたりの価格が高いものが多いので、1ドルから購入できるのは魅力的です。

moomoo証券では、「micro米国株サービス」を利用することで、米国株を最小0.0001株単位から取引できる。通常、多くのネット証券では1株単位での取引が基本だが、このサービスなら1株あたりの価格が高い銘柄でも少額から購入可能だ。

■米国株の最小取引単位比較
証券会社 最小取引単位
moomoo証券 0.0001株(※1)
SBI証券 1株
楽天証券 1株
マネックス証券 1株
三菱UFJeスマート証券 1株
松井証券 1株
(2025年3月12日時点)
※1:金額指定の場合は、最低1ドルから取引可能

例えば、アップルやテスラなど、1株あたり数万円するような有名企業の株も、micro米国株サービスを利用すれば、少額ずつ買い増しながら投資できる。そのため、限られた資金でも複数の銘柄に分散投資しやすく、リスクを抑えながら資産形成を進められる。

初心者や資金を抑えたい投資家にとって、手軽に米国株投資を始められる魅力的なサービスといえるだろう。

moomoo証券の悪い評判・口コミ

moomoo証券には、以下のような悪い評判・口コミもある。

これらのデメリットが気になる場合は、他の証券会社を検討したほうがよいだろう。

IPO投資に対応していない

moomoo証券の評判・口コミを見ると、IPO投資ができないことに不満を感じているユーザーがいる。

IPOとは?

証券取引所で売買される前の株式のこと。各証券会社が実施する抽選に当選した人だけが購入できる。上場後にはじめて取引が成立した際の「初値」が公募価格を上回る確率が高いことから(2017年〜2020年実績は74%〜91%、平均で8割超)、IPO投資は比較的利益を出しやすい投資といわれている。投資で得た利益が非課税になるNISA口座とも相性が良い。

口コミ

20代女性投資歴:半年〜1年

3

moomoo証券で米国株を取引していて、IPOに応募しようと思ったのですが、そもそも取り扱いがなかったです。IPO投資にも対応してもらえたらと思います。

大手ネット証券5社はいずれもIPOの取引実績がある。そのため、IPO株を購入したい人はmoomoo証券以外の口座を開設する必要がある。

■IPO実績比較
証券会社 IPO取扱実績
moomoo証券 なし
SBI証券 90件
楽天証券 62件
マネックス証券 56件
三菱UFJeスマート証券 26件
松井証券 67件
※2023年4月~2024年3月実績

IPO投資を積極的に行いたいなら、SBI証券がおすすめだ。SBI証券はIPOの取り扱い実績が業界最多で、他のネット証券よりも多くの抽選機会を得られる。

さらに、「IPOチャレンジポイント」を活用すれば、IPOの抽選に外れてもポイントを貯めて次回以降の当選確率を上げられる。

IPOチャレンジポイントとは.png

日本株・投資信託の取扱銘柄数が少ない

moomoo証券の評判・口コミの中には「日本株・投資信託の取扱銘柄数が少なく物足りない」という意見もある。

口コミ

20代女性投資歴:1カ月

3

大手証券会社に比べると、日本株や投資信託の銘柄数が多くなく、他の証券会社と併用して使うのがいいかなと思いました。

moomoo証券と大手ネット証券が取り扱う日本株(現物取引)対応の国内証券取引所は以下のとおりである。

■日本株(現物取引)対応の国内証券取引所比較
証券会社 国内証券取引所
moomoo証券 東証上場銘柄のみ
SBI証券 東証・名証・福証・札証上場銘柄
楽天証券 東証・名証上場銘柄
マネックス証券 東証・名証・福証・札証上場銘柄
三菱UFJeスマート証券 東証・名証・福証・札証上場銘柄
松井証券 東証・名証・福証・札証上場銘柄
(2025年3月12日時点)

moomoo証券は東証上場銘柄のみを取り扱っており、名証・福証・札証に単独上場している約100銘柄(名証:58銘柄、福証:26銘柄、札証:18銘柄)は取引できない。一方、大手ネット証券では、東証以外の銘柄も取引できるケースが多い。

日本最大の証券取引所である東証には3,959銘柄が上場しており、多くの投資家にとっては十分な取扱数といえる。

しかし、より幅広い銘柄に投資したい場合や、地方証券取引所に単独上場する企業に興味がある場合は、moomoo証券では物足りなさを感じることもあるだろう。

さらに、moomoo証券は投資信託の取扱銘柄数も少ない。下表は、moomoo証券と大手ネット証券の投資信託の取扱銘柄数だ。

■投資信託の取扱銘柄数比較
課税口座 NISA口座
つみたて投資枠 成長投資枠
moomoo証券 424本 122本 369本
SBI証券 2,581本 271本 1,351本
楽天証券 2,569本 253本 1,326本
マネックス証券 1,801本 249本 1,225本
三菱UFJ
eスマート
証券
1,854本 250本 1,153本
松井証券 1,887本 257本 1,164本
(2025年3月12日時点)

moomoo証券の課税口座における投資信託の取扱銘柄数は424本と、大手ネット証券と比べて圧倒的に少ない。NISA口座でも同様で、つみたて投資枠の取扱数は他社の半分以下、成長投資枠にいたっては約3分の1にとどまっている。

そのため、投資信託を中心に運用したい人や、NISAで幅広い銘柄に投資したい人にはmoomoo証券は向かない。銘柄数の豊富さを重視するなら、SBI証券がおすすめだ。SBI証券は、日本株・投資信託ともに大手ネット証券で最多の取扱数を誇るため、自分に合った投資先を見つけやすいだろう。

クレカ積立に対応していない

大手ネット証券の多くが対応している「クレカ積立」ができないことに不満を感じているユーザーも多い。

口コミ

40代女性投資歴:1カ月~3カ月

3

せっかくなのでポイントを貯めながらつみたてNISAをやろうと思ったのですが、クレカ積立に対応していませんでした。ポイントが貯められないので、他の証券会社でNISA口座を開設することにしました。

クレカ積立とは、投資信託の購入代金をクレジットカードで決済するサービスだ。積立額に応じたポイントが貯まるので、現金よりもお得に投資できる。また、証券口座に現金を移動する手間を省けるのもメリットだ。

クレカ積立_SBIバージョン

しかし、moomoo証券はクレカ積立に対応していない。そのため投資しながらポイントを貯めたい場合は、他の証券会社を利用したほうがよい。

クレカ積立を利用するなら、ポイント還元率が高いマネックス証券がおすすめだ。下表のとおり、年会費無料カードで積み立てた場合、マネックス証券なら他社の2倍以上のポイントを獲得できる。

■クレカ積立の還元率比較(年会費無料カード)
年会費無料カードのポイント還元率 月5万円を積み立てたときに1年間で貯まるポイント
マネックス証券 1.1%(※1) 6,600
SBI証券 0.5%(※2) 3,000
楽天証券 0.5%(※3) 3,000
三菱UFJ
eスマート
証券
0.5% 3,000
松井証券(※4) 0.5% 3,000
(2025年3月12日時点)
※1:毎月の積立金額が5万円超7万円以下は0.6%、7万円超10万円以下は0.2%
※2:年間カード利用額が10万円未満の場合は0.0%
※3:代行手数料年率0.4%以上の銘柄は1.0%
※4:2025年5月からクレカ積立サービスを開始予定。対象カードを月5万円以上利用で最大0.5%。詳細は松井証券公式サイトへ

moomoo証券がおすすめの人

以上を踏まえると、moomoo証券は次のような人におすすめだ。

米国株を中心に取引したい人

moomoo証券は、米国株を中心に取引したい人に適した証券会社である。手数料が他社の約4分の1と低く、6,175銘柄もの米国株を取り扱っているため、多様な投資先から選べるからだ。

さらに1ドル(※)からの少額投資が可能なため、資金が限られている人でも手軽に米国株投資を始められる。「試しに米国株投資を始めてみたい」という初心者から、「米国株に本格的に取り組みたい」という上級者まで、幅広く利用できるだろう。

※最小取引単位は0.0001株。金額指定の場合は、最低1ドルから取引可能

アプリで情報収集を行いながら取引したい人

mooomoo証券は、スマホアプリで投資情報をチェックしながら取引したい人にもおすすめの証券会社だ。リアルタイム株価や板情報を無料で確認できるほか、著名投資家のレポートや日経CNBCの動画など、投資判断に役立つコンテンツが豊富にそろっている。

スキマ時間に投資情報をチェックできるため、効率的に取引を進められるのは大きな魅力だ。

機能が充実している分、「投資経験のある中級者〜上級者向けのアプリ」と思われがちだが、初心者にとっても有益である。信頼性の高い情報に触れることで、投資の知識を深めながら実践できる環境が整っているためだ。充実した情報と高機能なアプリを活用すれば、経験に関係なく、より戦略的な投資ができるだろう。

moomoo証券で現在開催中のキャンペーン

2025年4月18日現在、moomoo証券では以下のキャンペーンを実施している。

キャンペーン名 moomoo証券ウェルカムプログラム
キャンペーン内容 moomoo証券で1万円以上を入金し、条件を達成した人に抽選で最大100,000円相当の人気株がもらえる
特典の付与条件 ①1万円以上30万円未満を入金し、かつ、30日間の日次平均資産残高(円貨/外貨預り金・株式含む)が入金金額の70%以上または1万円以上のいずれか低い金額
→抽選券1枚進呈
②30万円以上を入金し、かつ、30日間の日次平均資産残高(円貨/外貨預り金・株式含む)が入金金額の70%以上または30万円以上のいずれか低い金額
→抽選券3枚進呈
特典付与方法 入金及び30日間の日次平均資産額の要件を達成後、+3営業日以内に抽選券を進呈
参照:moomoo証券
(2025年4月18日時点)

このほかにも、moomoo証券では、定期的にキャンペーンを実施している。お得に投資を始めるチャンスなので、moomoo証券で投資を始める際は活用してみよう。

moomoo証券に関するよくある質問

moomoo証券のデメリットは?

moomoo証券には、以下のようなデメリットがある。

moomoo証券のデメリット
  • IPO投資に対応していない
  • 日本株・投資信託の取扱銘柄数が少ない
  • クレカ積立に対応していない

上記のデメリットが気になる場合は、SBI証券やマネックス証券での口座開設を検討しよう。SBI証券は、IPOの取扱実績がネット証券最多で、日本株・投資信託の取扱銘柄数も業界トップクラスだ。マネックス証券は、クレカ積立で最大1.1%のポイント還元を受けられる。

moomoo証券はどこの国の企業?

moomoo証券は、米国の新興企業向けの株式市場であるNASDAQに上場している、香港に本社を置くグローバル企業「Futu Holdings limited」傘下の企業だ。日本市場への参入にあたって、投資顧問業を営む「ひびき証券」を2022年9月に買収し、moomoo証券として国内証券業のライセンスを取得している。