新NISA口座が開設できるおすすめ証券会社比較【2024最新】
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2024年に一般NISA・つみたてNISAが生まれ変わり、非課税で資産を保有できる上限額が拡大されるなど利便性が大きく向上した。それにより、新NISAを始める人が増えている。

新NISAの開始に伴って、各証券会社では取引手数料の無料化やキャンペーンの実施など、サービスの拡充がみられた。

この記事では、新NISAをこれから始める人に、証券会社の選び方やおすすめの証券会社を詳しく解説する。

目次

  1. 【結論】新NISAの口座を開設するならSBI証券がおすすめ
    1. 取扱商品が豊富
    2. 取扱手数料が低い
  2. 新NISA口座対応のおすすめ証券会社徹底比較
    1. SBI証券
    2. 楽天証券
    3. マネックス証券
    4. auカブコム証券
    5. 松井証券
    6. DMM.com証券
    7. GMOクリック証券
    8. 野村證券
    9. 大和証券
    10. SMBC日興証券
  3. 新NISAは銀行と証券会社のどっちで始めるべき?
    1. 証券会社の方が取り扱い商品数が多い
    2. 証券会社はポイントサービスが充実している
    3. 証券会社の方が財産保護の保証が手厚い
  4. 新NISAを銀行で始めている場合は?
    1. ①証券会社で口座を開設する
    2. ②現在のNISA口座を廃止する
    3. ③ 変更先の金融機関に書類を提出する
  5. 新NISAに関するよくある質問

【結論】新NISAの口座を開設するならSBI証券がおすすめ

結論、新NISAを始めるならSBI証券での口座開設をまずおすすめする。特徴をまとめると以下のとおりだ。

取扱商品が豊富
  1. 投資信託の銘柄数は業界最多水準
  2. 外国株は業界トップの9カ国に対応
  3. 単元未満株の取り扱いがある
  4. IPO(新規公開株)の主幹事引受数や取扱銘柄数で他社を圧倒
取引手数料が低い
  1. 国内株・米国株の取引手数料は無料
  2. 他社では有料になることが多い単元未満株の取引手数料・米ドル/円の為替手数料も無料

SBI証券の魅力は取扱商品の豊富さと取引手数料の低さにある。

NISA口座内でさまざまな商品へ投資したい人はもちろん、まだ何に投資するか決めていない初心者も、商品の選択肢が多いSBI証券を選んでおけば間違いないだろう

\選んで間違いなし!/

取扱商品が豊富

SBI証券は新NISAにおいて、取扱う投資信託の銘柄数が多く、さらに外国株も9カ国に対応している。これらはいずれも業界最多水準だ。

また、通常100株単位でしか購入できない個別株を、1株単位で取引できる「単元未満株」も取り扱っている。

単元未満株は、証券会社によっては取引できないケースもあるので、投資を少額から始めたい人にとっても、SBI証券は候補になるだろう。

上場前の銘柄に投資することで大きな値上がり益を狙えるIPO(新規公開株)においても、SBI証券は主幹事の引受数や取扱銘柄数で他社を大きく上回る実績を誇っている

取扱手数料が低い

さらにコスト面でもSBI証券は他社より優れている。

新NISAでは、国内株や米国株の取引手数料が無料であることに加え、他社では手数料が発生することが多い「単元未満株の取引手数料」と「米ドル/円の為替手数料」も無料となっている。

新NISA口座対応のおすすめ証券会社徹底比較

SBI証券がおすすめであることは上記で述べた通りだが、ここでは新NISA口座に対応する証券会社のおすすめランキングを紹介する。

項目によってはSBI証券より優れた証券会社も存在するため、自分の重視する項目に着目して比較してみよう。

新NISAのおすすめネット証券会社は以下の7社だ。それぞれの証券会社の成長投資枠と積立投資枠のサービス評価を50%ずつ足し合わせ、ランキングを算出している(ランキングに関する詳細はこちら)。

■新NISAのおすすめネット証券会社
証券会社名 1位 2位 3位 4位 5位 6位 7位
SBI証券ロゴ 楽天証券ロゴ マネックス証券ロゴ auカブコム証券ロゴ 松井証券ロゴ DMM.com証券ロゴ GMOクリック証券ロゴ
商品 国内株
米国株 5,208 5,476 4,575 1,888 3,806 2,408 なし
外国株 9か国 6か国 2か国 1か国 1か国 1か国 なし
IPO投資
(2023年実績)
91件 61件 53件 24件 70件 10件 なし
単元未満株 約4,000 1,575 1,500 3,200 0 0 0
投資信託
(つみたて投資枠)
222本 222本 219本 220本 224本 0本 36本
手数料 国内株 無料 無料 無料 無料 無料 無料 無料
米国株 無料 無料 為替手数料のみ
売却時:25銭
為替手数料のみ
1ドルあたり20銭
無料 為替手数料のみ
1ドルあたり25銭
-
単元未満株 無料 無料 無料 無料 - - -
ポイント
付与率
クレカ積立 0.5~5.0%※1 0.5~1.0% 1.1%※2 1.0% なし なし なし
投信保有pt
(オルカン)※3
0.0175% 0.017% 0.0175% 0.005% 0.0175% なし なし
投信保有pt
(S&P500)※4
0.0326% 0.028% 0.03% 0.005% 0.0326% なし なし
公式サイト
(2024年3月12日現在)
※1 2024年11月買付分以降は年間カード利用額により0.0%~3.0%に変更
※2 月間の積立金額が5万円以下の場合は1.1%還元だが、5万円以上の分は金額に応じて0.6%~0.2%還元
※3 楽天証券以外は「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」、楽天証券は「楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド」で比較
※4 楽天証券以外は「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」、楽天証券は「楽天・S&P500インデックス・ファンド」で比較

上記新NISA口座対応のおすすめネット証券会社7社に、おすすめ店舗型証券会社3社を加えた「新NISA口座対応のおすすめ証券会社10社」を徹底比較する。

SBI証券

SBI証券評価画像.png
■SBI証券の新NISAの概要
取扱銘柄数
(投資信託)
1,181銘柄
取扱銘柄数
(米国株)
5,205銘柄
取扱銘柄数
(単元未満株)※1
3,900銘柄以上
クレカ積立
(ポイント付与率)
三井住友カード
(0.5%〜5.0%)※3
ポイントサービス Vポイント(Tポイント)
Pontaポイント
dポイント
JALのマイル
PayPayポイント
ポイント投資※2 投資信託
日本株
単元未満株
IPO実績
(2023年)
91社
(2024年3月16日現在)

※1 2024年11月買付分以降は年間カード利用額により0.0%~3.0%に変更
※2 SBI証券でポイント投資可能なのは、Vポイント(Tポイント)、Pontaポイントの2種類。Vポイントは積み立てを除く投資信託のみ利用可能(国内株式、投信積立でも利用可能になる予定)
※3 ▼ポイント付与率0.5%、1.0%、2.0%に関して
※2024年9月10日(火)積立設定締切分(2024年10月1日(火)買付分)までのポイント付与。以降は対象カードごとのカードご利用金額などに応じたポイント付与率になります。
※3 ▼ポイント付与率5.0%に関して
※2024年9月10日(火)積立設定締切分(2024年10月1日(火)買付分)までのポイント付与。以降は対象カードごとのカードご利用金額などに応じたポイント付与率になります。 ※三井住友カードつみたて投資のご利用金額は、プラチナプリファードの新規入会&利用特典、継続特典の付与条件であるご利用金額の集計対象となりません。

SBI証券をおすすめする理由
  • 手数料が無料
  • ポイントプログラムやクレカ積立のサービスも充実
  • 取扱銘柄数・商品数が多い
  • IPOの取り扱い実績が豊富

SBI証券は、業界ではじめて日本株の売買手数料無料化を発表した証券会社だ。新NISAなら、投資信託や米国株の売買手数料も無料になる。

手数料が安いだけでなく、ポイントプログラムやクレカ積立のサービスも充実している。

SBI証券のポイントプログラムは5種類のポイントに対応している。新NISAでは、投資信託の保有やクレジットカードによる投信積立の決済(クレカ積立)によってポイントが貯まるほか、投資信託や国内株式の購入にポイントを使うこともできる。

ポイントの種類ごとのサービス対応は以下のようになっている。

■ポイントの種類ごとのサービス対応
用途 貯まる 使える
ポイント
サービス
投資信託
の保有
クレカ積立 投資信託
の購入
国内株式
の購入
Vポイント
(Tポイント)
Pontaポイント ×
dポイント × × ×
JALのマイル × × ×
PayPay
ポイント
× × ×
(2024年3月16日現在)

楽天ポイントを除いたメジャーなポイントに対応しているため、他の証券会社と比べて選びやすいだろう。

クレカ積立は三井住友カード(NL)に対応しており、ポイント付与率と年会費は以下のようになっている。

■SBI証券のクレカ積立(主なカード)

SBI証券のクレカ積立 主なカード

現状は年間のクレジットカード利用額に関係なく、カードのステータスによって0.5%~5.0%(※1 ※2)のポイント付与率となっている。2024年11月以降の買付分は、年間のカード利用額によって0.0%~3.0%にポイント付与率が下がるため、注意が必要だ。

■2024年11月買付分以降のポイント付与率
年間カード利用額 クレカ積立ポイント付与率
三井住友カード(NL) 10万円未満 0.0%
10万円以上 0.5%
三井住友カード ゴールド(NL) 10万円未満 0.0%
10万円以上 0.75%
100万円以上 1.0%
三井住友カード プラチナプリファード 300万円未満 1.0%
300万円以上 2.0%
500万円以上 3.0%
(2024年3月22日現在)
出典:SBI証券公式サイト

▼ポイント付与率0.5%、1.0%、2.0%に関して
※1 2024年9月10日(火)積立設定締切分(2024年10月1日(火)買付分)までのポイント付与。以降は対象カードごとのカードご利用金額などに応じたポイント付与率になります。
▼ポイント付与率5.0%に関して
※2 2024年9月10日(火)積立設定締切分(2024年10月1日(火)買付分)までのポイント付与。以降は対象カードごとのカードご利用金額などに応じたポイント付与率になります。三井住友カードつみたて投資のご利用金額は、プラチナプリファードの新規入会&利用特典、継続特典の付与条件であるご利用金額の集計対象となりません。

投信積立専用の「かんたん積立 アプリ」を使えば、三井住友カードの登録から投資信託の積立設定までスマホアプリで手続きできる。

かんたん積立 アプリ
App Store画面を撮影

さらに、金融商品の充実度もトップクラスだ。米国株や投資信託の取扱銘柄数はもちろん、外国株の取扱国数も9カ国で、主要ネット証券の中で最も多い

SBI証券はIPO(新規公開株)投資にも向いており、2023年の実績数は91社と業界最多を誇っている。IPOチャレンジポイントという独自の制度もあり、貯まったポイントを使うと当選確率が上がる。

IPOチャレンジポイント

使いたいサービスやポイントにこだわりがないなら、日本株や米国株の手数料が無料でIPOにも強いSBI証券を選ぼう。

新NISAなら日米株の手数料無料

SBI証券のNISAに関する口コミ

男性 | 30代 | NISA利用歴:3カ月〜半年

口コミ

満足度

5

証券取引画面の分かりやすさ、入金方法の簡単さ、取扱商品のバリエーション、手数料の安さ、ポイント還元などどれをとっても不満を持つ部分は存在しない。

男性 | 30代 | NISA利用歴:5年以上

口コミ

満足度

5

全体的な手数料、安心感、取扱商品数等の様々な項目において大変満足しております。システムエラーも少ないので、行動したい時に出来ないといったこともないので安心です。迷ったらこちらの口座を開設することをおすすめします。

男性 | 30代 | NISA利用歴:3カ月〜半年

口コミ

満足度

5

基本的なスペックが証券会社で1,2を争うところなので、手数料や取り扱っている金融商品の数、IPO、サポートなどどれをとっても高い満足度を得られます。

男性 | 50代 | NISA利用歴:3年〜4年

口コミ

満足度

5

NISAのつみたて投資枠や課税口座も併用して投資していますが、特に不満な点はなく、とても満足しています。
特に国内株式(単元未満株を含む)は課税口座でも取引手数料を無料にでき、手数料を気にすることなく投資できるため満足度が高いです。

男性 | 30代 | NISA利用歴:5年以上

口コミ

満足度

5

手数料は安いですし、金融商品の種類も豊富なので、SBI証券のNISA口座はとっても利便性が高いです。また、米国株を売買する際、日本円で決済できることも魅力のひとつですね。サイトのデザインもわかりやすく、ストレスフリーで投資を楽しめるところも個人的には気に入っています。

女性 | 30代 | NISA利用歴:3カ月〜半年

口コミ

満足度

5

同じ証券口座で積立投資の方も行っているが、こちらも積立投資専用アプリがあったりと使いやすい。SBI証券は世間一般的にも重宝されている証券会社だと思うので、安心・安全という気持ちも大いにある。様々な人にオススメしたい。

女性 | 30代 | NISA利用歴:1年〜2年

口コミ

満足度

5

証券口座の開設もスマホ1つでできる手軽なこと、手数料の安さ、取扱商品の多さ、セキュリティ方法どれをとっても大満足しています。
今は投資信託だけ購入していますですが、今後は株式も増やしていきたいと思います。

男性 | 40代 | NISA利用歴:3カ月〜半年

口コミ

満足度

4

SBI証券の証券口座はつみたてNISA以外にも国内株式・外国株式・FX・債券といった投資に関する複数の選択肢を利用できるため、今後投資活動を拡大していけるという拡張性の面から見て総合的には満足しています。

女性 | 40代 | NISA利用歴:3カ月〜半年

口コミ

満足度

4

一応満足はしているものの、サポート体制がもっと強化されたらいいなと思っています。電話で問い合わせたら、なかなかつながらず困りました。電話をすることはほとんどないのですが、残念に感じました。

男性 | 40代 | NISA利用歴:5年以上

口コミ

満足度

4

10年以上利用していて現時点でも不満が少ないのでこれからも使い続けたいという気持ちです。何より手数料の安さが最大の魅力です。しいて言えば問い合わせをした時の返事が遅かったり、返事の内容がいまいち事務的で満足な返答を得られにくいというところでしょうか。

男性 | 50代 | NISA利用歴:3カ月〜半年

口コミ

満足度

4

SBI証券を5年以上利用していますが、おおむね満足しています。満足している理由としてはやはり手数料無料という点が大きいです。デイトレもやっていますが、手数料無料になってから利益が出やすくなりました。手数料を気にせず、何回でも取引できるのが良いです。

男性 | 20代 | NISA利用歴:2年〜3年

口コミ

満足度

3

単元未満株を1株から購入できるサービスはいいのですが、福岡証券取引所に単独上場している株はどういうわけか1株から購入できない。それらの銘柄も1株から購入できるようになれば個人的にはもっとこの証券会社が使える証券会社になると思います。

楽天証券

楽天証券の評価画像.png
■楽天証券の新NISAの概要
取扱銘柄数
(投資信託)
1,138銘柄
取扱銘柄数
(米国株)
4,698銘柄
取扱銘柄数
(単元未満株)※1
1,575銘柄
クレカ積立
(ポイント付与率)
楽天カード(0.5%〜1.0%)
ポイントサービス 楽天ポイント
楽天証券ポイント
ポイント投資※2 投資信託
日本株
単元未満株
米国株
IPO実績
(2023年)
60社
※楽天証券ポイントは投資信託のみポイント投資が可能
(2024年3月16日現在)
楽天証券をおすすめする理由
  • 手数料が無料
  • 楽天ポイントで投資ができる
  • 月15万円までキャッシュレスで積立できる
  • 条件達成で楽天市場のポイント還元率が最大1.0%上がる

楽天証券は、SBI証券に次いで日本株の売買手数料無料化を発表した証券会社であり、新NISAなら加えて投資信託や米国株の手数料も無料だ

楽天グループのサービス利用者は、貯まった楽天ポイントで投資信託や日本株、米国株にポイント投資ができる。また、楽天カードによるクレカ積立にも対応している。

■楽天証券のクレカ積立
ポイント還元率(クレカ積立) 年会費(税込み) 月3万円積立した場合の年間のポイント還元
楽天プレミアムカード 1.0% 1万1,000円 3,600
ポイント
楽天ゴールドカード 0.75% 2,200円 2,700
ポイント
楽天カード 0.5% 永年無料 1,800
ポイント
※信託報酬のうち楽天証券が受け取る手数料が年率0.4%(税込み)以上なら還元率は1.0%
(2024年3月16日現在)

クレカ積立とは別に月5万円まで楽天キャッシュでの投信積立に対応しているため、最大で月15万円のキャッシュレス積立が可能だ

楽天証券のクレカ積立

楽天証券は楽天市場のポイント還元率が上がるSPU(スーパーポイントアッププログラム)の対象になっており、条件を満たせば楽天市場でお得にお買い物ができる

■SPUの条件(楽天証券)
条件 楽天市場の
還元率UP
判定の
タイミング
・合計3万円以上の投資信託購入
・1ポイント以上の楽天ポイント利用
0.5% 毎月末
・合計3万円以上の米国株購入
・購入時に米ドルに両替していない
・1ポイント以上の楽天ポイント利用
0.5% 毎月末
※楽天銀行との連携(マネーブリッジ)が必要
(2024年3月16日現在)

楽天カードや楽天市場をはじめとした楽天グループのサービスをよく使う人は、楽天証券を選ぼう。

楽天グループのサービス利用者におすすめ

楽天証券のNISAに関する口コミ

男性 | 30代 | 投資歴半年

 口コミ

満足度

5

楽天銀行と紐付けすることによって、楽天銀行の金利もアップさせることができるため、既に楽天銀行と楽天カードを使用している方には、楽天証券は非常にメリットが大きいと思います。

女性 | 40代 | 投資歴3年以上

 口コミ

満足度

5

NISA枠での購入をクレジット決済と楽天キャッシュ払いにしているので、楽天ポイントが貯まるのが嬉しい。楽天経済圏でポイ活したり、ポイント払いで買い物したりして、最大限に活用できている。楽天銀行と連携させていて、優遇金利も享受している。

男性 | 30代 | 投資歴半年

口コミ

満足度

5

まずはサイトが見やすいこと。初心者にとっては投資はハードルが高いため、より使いやすいものがいいと思います。シンプルで使いやすい、これに限ります。また初心者にもわかりやすく質問もチャットや電話でできるため不安はないと思います。

男性 | 30代 | 投資歴3年未満

口コミ

満足度

5

他の証券会社のツールと比較しても、スマホアプリは特に一番使いやすいと感じていて、この点が楽天証券でNISA口座を開設している理由です。まれにアプリの挙動に不具合が生じることがありますが、今のところ大きな不便は感じていません。

女性 | 30代 | 投資歴半年

 口コミ

満足度

4

楽天カードや楽天銀行利用者で、貯まったポイントを上手く活用しながら、徐々に投資額を増やして将来の資産形成を行いたい投資初心者には使いやすいと思う。特に、取り扱い銘柄数が多いのは魅力的で、楽天オリジナルのファンドスコアを見れば、これから伸びそうなファンドを見つけやすいなどメリットも多く、勉強しながら運用できる。

女性 | 40代 | 投資歴3年未満

 口コミ

満足度

4

慣れてくればサイトも見やすいと思えるし、資産も順調に増えてきているし、何より楽天商圏でまとめているのでポイントがたまりやすくてお得感があります。ネットにも沢山情報があるので、困った時でも何とかなると思います。

男性 | 50代 | 投資歴半年

 口コミ

満足度

4

楽天証券の総合的な満足度は大体満足しております。手数料や取扱商品については十分で、あとはブラウザやアプリが使いやすければいう事はありません。素人が見やすくなるようにシンプルで見やすくなってくれれば嬉しいです。

男性 | 40代 | 投資歴3年未満

 口コミ

満足度

4

楽天グループの一員として、他のサービスとの連携がスムーズに行われるので。楽天銀行との連携で入出金がスムーズかつスピーディーで助かるし、楽天ポイントが付与されるだけではなく、ポイントを使用することもできるので。

男性 | 30代 | 投資歴1年

 口コミ

満足度

4

あえて言うならば、海外株式の取扱手数料をもっと安くしてくれると嬉しいですが、総じて国内証券会社ではすべての面でナンバー1クラスであり、安定性、充実度も素晴らしいので満足しています。楽天グループ全体で見るとちょっと心配な点はありますが、楽天証券単体でみると素晴らしいサービスです。

マネックス証券

マネックス評価画像.png
■マネックス証券の新NISAの概要
取扱銘柄数
(投資信託)
1,124銘柄
取扱銘柄数
(米国株)
4,968銘柄
取扱銘柄数
(単元未満株)※1
3,900銘柄以上
クレカ積立
(ポイント付与率)
マネックスカード(0.2%〜1.1%)※1
ポイントサービス マネックスポイント
ポイント投資※2 投資信託(積立を除く)
IPO実績
(2023年)
53社
※月間の積立金額が5万円以下の場合は1.1%還元
(2024年3月16日現在)
マネックス証券をおすすめする理由
  • 年会費無料カードの中で最高のクレカ積立還元率(期間限定で2.2%までアップ)
  • 銘柄スカウターが便利
  • 中国株の売買手数料が実質無料

マネックス証券は、新NISAなら日本株、米国株、中国株、投資信託の手数料が無料または実質無料になる証券会社だ。

クレカ積立のポイント付与率が高く、年会費無料のクレジットカードでは業界最高の1.1%だ

また、2024年9月30日までなら、キャンペーンにより月5万円までのクレカ積立のポイント還元率が最大2.2%になる。

■クレカ積立のポイント付与率(年会費無料のカード)※1
マネックス証券※2 auカブコム証券 楽天証券 SBI証券※3
1.1% 1.0% 0.5%/1.0% 0.5%
※1 年1回の利用で年会費が無料になるカードも含む
※2 月5万円以下の利用分
※3 2024年11月買付分以降は年間カード利用10万円以上がポイント付与の対象
(2024年3月16日現在)

マネックス証券では、会社の業績によって投資判断をする「銘柄スカウター」が無料で使える。業績などによる投資判断はファンダメンタルズ分析といい、株価の変動で一喜一憂したくない人にピッタリの分析手法だ。

「銘柄スカウター」では、過去10期分の業績や3ヵ月ごとの業績など投資に必要な情報が一覧できるので、日本株の銘柄選びに役立つ。

外国株への投資にもメリットがあり、新NISAなら米国株、中国株の売買手数料がキャッシュバック形式で実質無料だ。中国株の売買手数料を実質無料にしている証券会社は他にない

クレカ積立や中国株に興味がある人、日本株で業績などを分析してから投資を始めたい人は、マネックス証券を選ぼう。

\dカード GOLDなら最大1.1%還元/

マネックス証券 dカード GOLD
マネックス証券ロゴ dカード GOLD

マネックス証券のNISAに関する口コミ

40代|男性|NISA利用歴:5年以上

口コミ

満足度

5

口座のデザインが分かりやすく、パソコン、スマホに不慣れな人にも見やすく、使いやすいのでとても満足している。特に銘柄スカウターというツールは、銘柄の割高、割安の分析にとても役立っているので、総合的に見て、とても満足している。

40代|女性|NISA利用歴:5年以上

口コミ

満足度

4

初心者にもやさしい証券会社だと感じています。ノーロードの商品を複数取り扱っているのが嬉しいです。また、取引ごとに貯まるマネックスポイントが、Tポイント(現在はVポイント)など他社のポイントに交換可能なのもいいです。

40代|男性|NISA利用歴:3年〜4年

口コミ

満足度

4

良い点は手数料が他の証券会社と比較して安価な部類に入る(NISAは手数料が完全無料)ことと、投資信託や米国ETFの取り扱い銘柄が豊富であることです。少し残念な点は、システムのメンテナンス頻度が高いため土・日の昼間は取引ツールが利用できないことがほとんどであることと、米国株式の配当金が振り込まれるのが他の証券会社と比較して1〜2営業日ほど遅いことです。

40代|女性|NISA利用歴:1ヶ月未満

口コミ

満足度

4

まだ始めたばかりですが、今のところ操作に不具合はなく、順調です。増やすと言うよりは、元本割れしないことを意識していきたいです。

30代|女性|NISA利用歴:1年〜2年

口コミ

満足度

4

金融機関に預けている余剰資金を使って手軽にNISAで資産運用をしたいのであれば、まず候補に挙げてほしい証券会社の1つだと思います。全体的な使いやすさやサービス充実度の高さ、サポート体制の充実度や手数料の安さなど全般的に評価できるポイントばかりだったので、メインの証券口座としてこれからも活用したいと思っています。

auカブコム証券

auカブコム評価画像.png
■auカブコム証券の新NISAの概要
取扱銘柄数
(投資信託)
1,007銘柄
取扱銘柄数
(米国株)
1,888銘柄
取扱銘柄数
(単元未満株)※1
3,900銘柄以上
クレカ積立
(ポイント付与率)
au PAY カード(1.0%)
ポイントサービス Pontaポイント
ポイント投資※2 投資信託
単元未満株
(積立を除く)
IPO実績
(2023年)
24社
(2024年3月16日現在)
auカブコム証券をおすすめする理由
  • Pontaポイントが貯まる&使える
  • auマネ活プランでさらにお得
  • MUFGグループで信用力が高い

auカブコム証券は、新NISAなら日本株、米国株、投資信託の手数料が無料になる証券会社だ。au PAY カードでクレカ積立をすればPontaポイントが貯まり、貯まったポイントは投資信託や単元未満株の購入に使える。

auのスマホを使っている人なら、「auマネ活プラン」に加入するとクレカ積立のポイント還元率が最大3.0%に上がる。

auのサービス利用者ならお得にクレカ積立が始められるだろう

■auマネ活プランの特典(クレカ積立)
条件 クレカ積立の
ポイント還元率
プランへの加入 1.5%
・au PAY ゴールドカードで積立
・NISA口座の開設
3.0%(※)
※12ヵ月限定、13ヵ月目からは2.0%
(2024年3月16日現在)

auカブコム証券は会社の信用度を格付けする格付投資情報センター(R&I)の評価も高く、大手ネット証券5社のなかで最も高い格付けを獲得している。

■大手ネット証券の格付け(R&I)
auカブコム証券 AA(安定的)
SBI証券 A(安定的)
松井証券 BBB+(安定的)
楽天証券 BBB+(ネガティブ)
マネックス証券 未評価
参照:格付投資情報センター(R&I)
(2024年3月16日現在)

auカブコム証券は純民間の金融機関として日本最大規模のMUFGグループに属しているため、安心して取引ができるだろう。auグループのサービス利用者で会社の信用度を重視するなら、auカブコム証券を選ぼう。

auマネ活プランでクレカ積立がお得

auカブコム証券のNISAに関する口コミ

50代|男性|NISA利用歴:1年〜2年

口コミ

満足度

5

どこでNISAをするかは、楽天証券とSBI証券とauカブコム証券の3社で比較検討しました。商品のラインナップや手数料の額等はあまり差が無いので、貰えるポイントの使い勝手でauカブコム証券を選びましたが、ツールも使いやすくとても良いと思います。

30代|男性|NISA利用歴:半年〜1年

口コミ

満足度

5

UQモバイルを利用していることから始めました。何も分からない状態で利用してもそこまで難しくなく初心者にも優しいと感じました。NISAを利用していく中で自分の成長にも繋がったことはとてもよかったです。

20代|女性|NISA利用歴:3ヶ月〜半年

口コミ

満足度

5

私はNISA以外の用途では利用していませんが、つみたて投資用の口座としていいと思います。操作が簡単で、積立設定をしておくと、あとは操作が必要ないですし、ポイントもたくさん貯まってお得です。

30代|女性|NISA利用歴:半年〜1年

口コミ

満足度

5

au経済圏を利用しているので、ポイント還元や銀行の金利優遇もあるので満足です。

40代|女性|NISA利用歴:半年〜1年

口コミ

満足度

4

投資初心者でも利用しやすいサポート体制が充実していて、毎日安心して利用できているからです。auじぶん銀行と連携させることで、金利が優遇されるといった特典も得られて、サービス利用の満足感が高いと感じています。

20代|女性|NISA利用歴:3ヶ月〜半年

口コミ

満足度

4

新NISA用の証券口座として使用しているのですが、今のところ使い勝手が良く、クレカで積み立て設定をしておくとポイント還元率が高いところが気に入っています。

20代|女性|NISA利用歴:半年〜1年

口コミ

満足度

4

証券会社の開設はWEB上でできて簡単でしたし、積立投資の設定も分かりやすかったです。NISAで積立投資をするには適した証券会社だと思うので、開設してよかったです。

40代|男性|NISA利用歴:半年〜1年

口コミ

満足度

4

画面の使いづらさが多少あり、取扱商品ももっと増やして欲しいが、総じては満足している。特にauペイカードでの積立NISAのクレジットカード払いでポイントが貯まることや、Pontaを活用してポイントで投資信託が購入できるところがよい。

松井証券

松井評価画像.png
■松井証券の新NISAの概要
取扱銘柄数
(投資信託)
1,078銘柄
取扱銘柄数
(米国株)
3,804銘柄
取扱銘柄数
(単元未満株)※1
売却のみ
クレカ積立
(ポイント付与率)
非対応
ポイントサービス 松井証券ポイント
ポイント投資※2 投資信託
(3銘柄)
IPO実績
(2023年)
70社
(2024年3月16日現在)
松井証券をおすすめする理由
  • 日本株や米国株の投資相談ができる
  • 投信残高ポイントの還元率が業界最高水準
  • IPOは入金不要で申し込みができる

松井証券は、新NISAなら日本株、米国株、投資信託の売買手数料が無料になる証券会社だ。対面証券からネット証券へ完全に移行した証券会社として知られ、ネット証券のなかでは顧客サポートが手厚い特長がある。

操作方法の不明点はもちろん、「株の取引相談窓口」では日本株と米国株の投資判断や、銘柄選択についての相談にも対応している。

株の取引相談窓口は、受付時間外でもネットで予約することができる

■松井証券の主な顧客サポート
電話番号 受付時間
株の取引
相談窓口
0120-956-784 平日8:30~17:00
口座開設
サポート
0120-021-906
03-6387-3601
平日8:30〜17:00
NISA
サポート
0120-785-740
03-4213-7667
平日8:30〜17:00
投信
サポート
0120-981-486
03-6387-3602
平日8:30〜17:00
米国株
サポート
0120-937-378
03-6387-3646
平日7:00〜24:00
(2024年3月16日現在)

松井証券はクレカ積立に対応していないが、投信残高ポイントの還元率は業界最高水準だ。投信の保有で貯まった松井証券ポイントは、ポイント投資だけでなくdポイントやPayPayポイントへの交換もできる。

SBI証券や楽天証券では応募時に事前入金が必要なIPOも、松井証券なら当選してからの入金で問題ない。

日本株や米国株に興味があるものの銘柄選びでつまずいている人は、松井証券で新NISAを始めてみよう

日本株や米国株の投資相談が電話でできる

松井証券のNISAに関する口コミ

40代|男性|NISA利用歴:3年〜4年

口コミ

満足度

5

デイトレメインで始めた松井証券ですが始めた当初はかなりカスタマーサービスにお世話になったと思います。対応も丁寧でトラブルになったことはありません。現状、大変満足しております。

30代|女性|NISA利用歴:1年〜2年

口コミ

満足度

4

サポートの充実性と、基本の売買手数料が無料であること、日常で浮いたちょっとした資金から始められる手軽さが特に良かったです。始めるまではたくさんある銘柄の中からどうやって選べば?と思ったこともありましたが、ロボアドバイザーなどを使うことで徐々にコツをつかめる仕様も良かったです

30代|女性|NISA利用歴:半年〜1年

口コミ

満足度

4

かなり初歩的な質問でも、チャットで丁寧に教えてもらったため。

DMM.com証券

DMM評価画像.png
■DMM.com証券の新NISAの概要
取扱銘柄数
(投資信託)
取り扱いなし
取扱銘柄数
(米国株)
2,408銘柄
取扱銘柄数
(単元未満株)※1
売却(買取請求)のみ
クレカ積立
(ポイント付与率)
非対応
ポイントサービス DMM 株ポイント
ポイント投資※2 不可
(現金に交換可能)
IPO実績
(2023年)
10社
(2024年3月16日現在)
DMM.com証券をおすすめする理由
  • 取引手数料が無料
  • スマホアプリは初心者仕様に変更できる

DMM.com証券は、新NISAなら日本株、米国株の取引手数料が無料になる証券会社だ。スマホアプリに特長があり、アプリ内で初心者仕様の「かんたんモード」と情報量が豊富な「ノーマルモード」に切り替えられる。

DMM.comスマホアプリ
※左が「かんたんモード」
画像引用:DMM 株

はじめはかんたんモードを使い、慣れてきたらノーマルモードに切り替えて取引をすることも可能だ。投資信託の取り扱いはないが、スマホで日本株や米国株へ投資をしてみたい人は、初心者でもアプリが使いやすいDMM.com証券を選ぼう。

初心者でもスマホアプリが使いやすい

GMOクリック証券

GMOクリック評価画像.png
■GMOクリック証券の新NISAの概要
取扱銘柄数
(投資信託)
111銘柄
取扱銘柄数
(米国株)
取り扱いなし
取扱銘柄数
(単元未満株)
売却のみ
クレカ積立
(ポイント付与率)
非対応
ポイントサービス 非対応
ポイント投資※2 不可
(現金に交換可能)
IPO実績
(2023年)
0社
(2024年3月16日現在)
GMOクリック証券をおすすめする理由
  • 日本株と投資信託の取引手数料が無料
  • GMOあおぞらネット銀行の口座との連携で預金金利が110倍になる

GMOクリック証券は、新NISAなら日本株と投資信託の取引手数料が無料になる証券会社だ。GMOあおぞらネット銀行の口座がある人は、証券コネクト口座による銀行との連携で、預金金利が110倍(0.11%)に上がる

メガバンクの普通預金の金利は0.001%程度なので、比較すると100倍ほどの差があることがわかるだろう。

GMOあおぞらネット銀行の証券コネクト口座にお金を預けておけば、GMOクリック証券で日本株や投資信託などが入金手続きなしで購入できる。

米国株の取り扱いはないが、GMOあおぞらネット銀行に口座がある人は、GMOクリック証券も検討してみよう。

指定銀行との連携で預金金利が110倍

GMOクリック証券のNISAに関する口コミ

30代|男性|NISA利用歴:2年〜3年

口コミ

満足度

5

証券会社を選ぶには、大きく分けて2つのことが重要だと考える。1つ目は、手数料。今後、何十年と大金を投資し続けることを考えると大切。2つ目は使いやすさ。操作性が悪いとストレスを感じてしまう。GMOクリック証券にはその両方があるため満足している。

20代|男性|NISA利用歴:1年〜2年

口コミ

満足度

4

おおむね満足の評価です。国内銘柄や投資信託に関しては現状の取扱数で問題ないですが、外国株に関してはまだまだ取扱数が少なく、これからの拡充に期待をしたいと感じました。またアプリの方ももっと速く注文を出せるようなシステムを作れると良いのではないかと感じています。

50代|NISA利用歴:3カ月〜半年

口コミ

満足度

4

始めたばかりでなんとも言えない。証券口座を利用するのも初めてなので、よく分からない。変な表示だと思うことがあるので、その都度、カスタマーサポートか何かに教えてもらえるとありがたい。以前に聞いたことがあるが、あまり対応が良くなかったので分からないままだった。

野村證券

■野村證券の新NISAの概要
取扱銘柄数
(投資信託)
419銘柄
取扱銘柄数
(米国株) ※1
968銘柄
取扱銘柄数
(単元未満株)
約4,000銘柄
クレカ積立
(ポイント付与率)
非対応
ポイントサービス 非対応
ポイント投資 非対応
IPO実績
(2023年)
43社
※1...米国株式・ETFの合計
(2024年8月21日現在)
野村證券をおすすめする理由
  • 預り資産は154兆円、国内最大規模の店舗型証券会社
  • サポート体制のクオリティが高い
  • IPOは事前入金不要で平等抽選(オンラインの場合)

野村證券は、預かり資産が154兆円(2024年6月末時点)ある国内最大規模の店舗型証券会社だ。そのため、新NISAの始め方や手続き方法、資産運用方針について、全国の多店舗で担当者のアドバイスを受けられる。

野村證券はサポート体制の手厚さに定評がある。一般消費者の審査によってサポート体制のクオリティを格付けするHDI格付けベンチマークでは、「問合せ窓口」と「Webサポート」の2部門で五つ星の認証を受けている

※五つ星認証とは、HDI格付けで三つ星を獲得したセンターが、顧客に優れたサービスを提供していることを証明するものだ。

さらに、野村證券はIPO(新規公開株)抽選に事前入金不要で参加できる(オンラインの場合)。

IPOの抽選では、事前に購入資金を入金することを申込条件にしている証券会社も多い。事前入金が必要な場合、複数のIPO抽選に同時に申し込みたくても資金不足により抽選に参加できないことがある。

■IPO抽選の事前入金有無
証券会社 事前入金
野村證券 不要
SBI証券 必要
楽天証券 必要
マネックス証券 必要
auカブコム証券 必要
松井証券 不要
DMM株証券 不要
GMOクリック証券 必要
大和証券 必要
SMBC日興証券 必要
(2024年8月21日現在)

また、野村證券はオンラインでのIPO抽選が平等抽選だ。証券会社によっては預かり資産額が多い人を優遇するケースもあるが、野村證券であれば預かり資産額が少ない人や取引回数が少ない人でも、当選のチャンスがある

IPO狙いの人は野村證券の口座開設も検討しよう。

大和証券

■大和証券の新NISAの概要
取扱銘柄数
(投資信託)
189銘柄
取扱銘柄数
(米国株)
約2,000銘柄
取扱銘柄数
(単元未満株)
約4,000銘柄
クレカ積立
(ポイント付与率)
非対応
ポイントサービス 非対応
ポイント投資 非対応
IPO実績
(2023年)
44社
(2024年8月21日現在)
大和証券をおすすめする理由
  • IPO主幹事数が多く、公平な抽選
  • マーケット情報の提供が豊富

大和証券は、IPO投資をする人におすすめだ。大和証券はIPOで主幹事を務めることが多く、当選確率アップが期待できる

2023年のIPO主幹事数を比較すると、大和証券が22件で主要証券会社の中でトップとなっている。

■2023年のIPO主幹事数
証券会社 主幹事数
大和証券 22件
SBI証券 17件
楽天証券 0件
マネックス証券 0件
auカブコム証券 0件
松井証券 0件
DMM株証券 0件
GMOクリック証券 0件

IPO銘柄は証券会社によって割り当てられる株式の数が異なる。特に主幹事証券はIPO株の割り当てが多い傾向にある。そのため、主幹事証券会社で抽選に申し込むことで当選確率を高めることが可能だ。

さらに、大和証券はマーケット情報も豊富に提供している。

口座開設をしていない場合でも、公式YouTubeでは東京市場・米国市場の現地スタッフによる株式市況の解説動画を視聴可能だ。

さらに、口座開設を行うと利用できるスマホアプリ「株talk」では、直近の株価材料をAIが分析し、時間帯に応じたマーケット情報をチャットで送ってくれる

新NISAの成長投資枠で個別株投資を検討している人は、大和証券に口座開設しておくと、最新のマーケット情報を手軽に得られて便利だろう。

SMBC日興証券

■SMBC日興証券の新NISAの概要
取扱銘柄数
(投資信託)
538銘柄
取扱銘柄数
(米国株)
約2,200銘柄
取扱銘柄数
(単元未満株)
約3,900銘柄
クレカ積立
(ポイント付与率)
非対応
ポイントサービス dポイント
ポイント投資 単元未満株
IPO実績
(2023年)
52社
(2024年8月21日現在)
SMBC日興証券をおすすめする理由
  • 直接プロに相談できる「総合コース」か、PC・スマホを使い自分で取り引きを行う「ダイレクトコース」を選べる
  • dポイントが取引で貯まる+使える

SMBC日興証券には、専門知識を備えた担当者がサポートしてくれる「総合コース」とパソコン・スマホを使い自分のペースで取り引きできる「ダイレクトコース」があり、いずれもNISAに対応している。

「総合コース」では、独自ツールを用いたポートフォリオの分析や運用プランの提案を受けられる。

さらに、相続や遺言信託などについてもサポートを受けられる。ダイレクトコースと比べて取引手数料は高いが、手厚いサポートを受けながら運用方針を決めたい人や、相続対策・遺言書の作成などについても相談したい人は、SMBC日興証券の「総合コース」を選ぶのがおすすめだ。

一方、PCやスマホを使って自分で取り引きを行う「ダイレクトコース」は、総合コースのような手厚いサポートは受けられないが、手数料が安く設定されている。

さらに、国内現物株式と単元未満株(キンカブ)の取引や、投資信託積立でdポイントを貯められるメリットもある。

■SMBC日興証券の取引で貯められるポイント数
対象となる取引 貯められるポイント数
国内現物株式 委託手数料200円(税込)ごとに1~5ポイント ※1
単元未満株(キンカブ) 売買約定金額500円ごとに1ポイント(売取引または100万円超の買取引に限る)
投資信託積立 積立金額1万円未満:3ポイント積立金額1万円以上:1万円ごとに3ポイント(上限300ポイント)
※…ダイレクトコースでdアカウントを連携している人が対象
※1…取引状況に応じて付与ポイントがアップ

単元未満株(キンカブ)の買付に、dポイントを1ポイント=1円として利用することも可能だ。

手数料を安く抑えたい人や取引でポイントを貯めたり利用したりしたい人は、「ダイレクトコース」を検討しよう。

新NISAは銀行と証券会社のどっちで始めるべき?

新NISAは銀行や証券会社、郵便局などさまざまな金融機関で取り扱いがある。その中でも、銀行と証券会社で始める人が多いので、どっちが良いのか悩む方も多いのではないだろうか。

結論として、新NISAは証券会社で始めるべきだ。なぜなら、銀行の新NISAは証券会社と比較して取り扱い商品数が少なく、クレカ決済やポイント還元のサービスが使えない場合があるなどデメリットが多いからだ。

■金融機関別の新NISAサービスの傾向
ネット
証券
総合証券 銀行
投資信託
多い

少ない

少ない

取扱あり

取扱あり
×
取扱なし
クレカ積立
対応が多い

非対応が多い

非対応が多い
投資信託の保有によるポイント付与
充実

充実していない

充実していない
窓口相談 ×
財産保護制度
全て保護

全て保護

投資信託は全て保護、預金は元本1,000万円まで
(2024年3月15日現在)

証券会社の方が取り扱い商品数が多い

新NISAを証券会社で始めるべき理由の一つが、取り扱い商品数の多さだ。

新NISAの「成長投資枠」では株やETF(上場投資信託)への投資が可能だが、銀行では投資信託しか取引ができない点がデメリットだ。

■銀行と証券会社の株式・ETFの取り扱い状況
株式の取扱 ETFの取扱
銀行 なし なし
証券会社 あり あり
(2024年3月15日現在)

また、投資信託についても銀行は取り扱い商品数が少なくなっている。

例えば、「つみたて投資枠」の取り扱い商品数を見ると、人気ネット証券会社のSBI証券や楽天証券が200本以上あるのに対して銀行は10〜25本と非常に少ない。

■【新NISA】金融機関別投資信託の取扱数
金融機関名 つみたて
投資枠
成長
投資枠
SBI証券 222本 1,179本
楽天証券 222本 1,137本
三井住友銀行 4本 90本
三菱UFJ銀行 24本 361本
りそな銀行 13本 90本
みずほ銀行 14本 118本
ゆうちょ銀行 15本 58本
(2024年3月12日現在)

銀行は銘柄数が少ないため、人気の投資銘柄である「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」を取り扱っていない場合が多く、信託報酬(コスト)が高い銘柄を選ばざるをえない可能性もある

そのため、新NISAは取り扱い商品数が多い証券会社で始めるのがおすすめだ。

証券会社はポイントサービスが充実している

ポイントサービスが充実しているのも、証券会社が銀行と比較して優れている点だ。

SBI証券や楽天証券ではクレジットカードで投資信託の積立金額を決済する「クレカ積立」でポイントを貯めることができるが、銀行では対応していないことがほとんどだ。

■クレカ積立の対応とつみたて投資によるポイント付与の有無
金融機関名 クレカ積立の対応有無 付与率
SBI証券 月間積立額の0.5~5.0%
楽天証券 月間積立額の0.5~5.0%
三井住友銀行 × -
三菱UFJ銀行 × -
りそな銀行 × -
みずほ銀行 × -
ゆうちょ銀行 × -

また投資信託の保有によってポイントが還元されるサービスも、銀行と比較して証券会社の方が優れている。

■投資信託の保有によるポイント還元サービスの比較
金融機関名 クレカ積立の対応有無 ポイント還元率(額)
SBI証券 保有残高の0.0175~0.25%
楽天証券 保有残高の0.017~0.053%
三井住友銀行 × -
三菱UFJ銀行 ・1万円/月積み立てるごとに30ポイント/月
・残高50万円以上で50ポイント/月
りそな銀行 ・1万円/月積み立てるごとに3ポイント/月
・残高30万円以上300万円未満で20ポイント/月
みずほ銀行 × -
ゆうちょ銀行 × -

たとえばSBI証券で投資信託を月に3万円ずつ三井住友カード(NL)で決済し、保有残高が300万円ある場合は月間約277ポイント貯まる。(投資信託の保有によるポイント還元率が0.05%の場合)

一方で三菱UFJ銀行で同じ条件で運用した場合、SBI証券で運用する約半分の140ポイントしか貯まらない。

銀行ではクレカ積立に対応しておらず、投資信託の保有によるポイント還元制度も充実していないため、新NISAでポイントを獲得しながらお得に投資をしたい方は証券会社(ネット証券)を選ぼう。

証券会社の方が財産保護の保証が手厚い

財産保護が保証されている点も、新NISAは証券会社で始めるべきといえる理由の一つだ。

証券会社に預けている資産は、金融商品取引法によって「分別管理」が義務付けられている。

分別管理とは、証券会社が顧客から預かった財産と証券会社自身の財産を分けて管理することだ。これによって、万が一証券会社が経営破綻したとしても預けた資産は全額が保護され返ってくる

証券会社の分別保管を前提とすれば、仮にその証券会社が破綻しても、顧客から預かった財産は顧客に返還されることになります。

引用:金融庁

銀行の場合も購入した投資信託については全て保護されるため、新NISAに限るとどちらの場合でも資産保護の点では安心だ。

しかし預けているお金は預金保険制度により、預金者1人当たり金融機関ごとに元本1,000万円とその利息分までしか保護してもらえない。

一般預金等でも元本1,000万円を超える部分及び保険対象外の預金等については、払戻しができません。

新NISAを銀行で始めている場合は?

もし新NISAを既に銀行で始めている場合は、現状のサービスに満足していなければ証券会社に変更するのが良いだろう。証券会社の中でも特にサービスが充実しており、手数料が安い「ネット証券」に乗り換えるのがおすすめだ。

ただし、新NISAの金融機関変更の受付期間は以下の通り決まっているため注意が必要だ。

■新NISAの金融機関変更のタイミングと新口座の開設時期
今年の非課税投資枠 の買付有無 金融機関変更のタイミング 新口座 開設時期
買付した 10月~12月 翌年
買付していない 1月~9月 今年
買付していない 10月~12月 翌年
新NISAの金融機関変更のタイミング

今年に入って一度でも商品を新たに買付した場合は、新しい口座の開設は翌年からとなる。上記のタイミングを把握した上で、銀行から証券会社への移行は以下の手順で進めよう。

①証券会社で口座を開設する

新NISA口座を開設するには、証券会社で総合口座の開設を行っておく必要がある。そのため、まず最初に証券会社の公式サイトから口座開設の申し込みをしよう

銀行を選んだ後悔として、以下のような声が挙がることが多いため、新NISA口座の変更先の金融機関は次のように選ぼう。

【後悔別】証券会社の選び方
  • 株やETFにも投資したいのに銀行は取り扱っていない...→成長投資枠がおすすめの証券会社を選ぶ
  • もっと多様な(あるいはコストが安い)投資信託を積立したい...→つみたて投資枠がおすすめの証券会社を選ぶ
  • クレカ積立でお得に積立をしたいのに銀行は対応していない...→クレカ積立におすすめの証券会社で口座開設をしよう

②現在のNISA口座を廃止する

続いて、現在利用している銀行のNISA口座を廃止しよう。NISA口座を廃止するための解約方法は、銀行毎に異なる。例えば三菱UFJ銀行の場合は必要書類を持参して、店頭窓口で手続きをする必要がある。

三菱UFJ銀行のNISA口座を廃止する際の必要書類

  1. 通帳またはキャッシュカード
  2. 投資信託口座のお届出印
  3. 本人確認書類
  4. 個人番号(マイナンバー)確認書類(※)
※取引内容により、個人番号(マイナンバー)確認書類が必要な場合がある

廃止が完了すると、「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」が銀行より発行される。

③ 変更先の金融機関に書類を提出する

続いて変更先の金融機関のNISA口座を申し込もう。申し込み後、NISA口座申込書が届く。

NISA口座申込書
画像引用:楽天証券

届いた申込書に必要な情報を記入したら、廃止先の金融機関から発行された「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」と一緒に返送しよう。書類は金融機関と税務署で審査され、問題なければ新NISA口座への移行は完了だ。

新NISAに関するよくある質問

新NISAの証券会社を分けて複数口座で運用することはできるか?
新NISAの証券会社を分けることはできない。新NISAの口座は一人につき一つの金融機関でしか開設ができない仕組みとなっているからだ。2つ以上の証券会社に申し込んでしまった場合は、先に税務署で処理された方でNISA口座が開設される。
新NISAは銀行と証券会社のどっちがおすすめか?
新NISAは証券会社で始めるのがおすすめだ。なぜなら、銀行はお金の保管や貸し出しに強みを持つ金融機関であるため、証券会社と比較して取り扱い商品数が少なく、クレカ決済・ポイント還元のサービスが使えない場合があるといったデメリットがあるからだ。
NISAの証券会社を変更するデメリットは何か?
NISAの証券会社を変更するデメリットとして、証券会社変更前の保有商品を移管できない点や、変更期間に制限がある点が挙げられる。
現在利用している口座で保有している商品は、そのまま変更前の口座で持ち続けるか売却する必要がある。そのまま持ち続ける場合は、NISA口座以外にも管理が必要な口座(一般口座)が発生し、手間になる点もデメリットだ。
また新NISAの証券会社の変更は、変更を希望する年の前年10月1日から、当年の9月30日までに手続きを完了する必要がある。いつでもすぐに変更できるわけではないので注意しよう。