“共通の目標がないこと”が問題の根本

新婚時代は結婚式やハネムーンなど楽しいイベントが多く、シビアなお金の使い方を話し合ったり、ましてやお財布事情を開示するような、ともすると空気が悪くなる会話を切り出すのは正直面倒。避けたくなる気持ちも理解できます。

しかし、目を逸らしたくなるような課題に対して、結婚当初にいかに感情的にならずに話し合える体制を作れるか、つまり夫婦ワンチームができる状態を作り上げられるかが、ストレスの少ない夫婦生活への重要材料だと私は考えます。「いざとなったら話せば良い」と後回しにしていると、その溝がどんどん深まっていくのです。

こうした結果が今の日本人夫婦の離婚率の高さに表れています。「こんな人だと思わなかった」「価値観が合わない」「一緒にいても話すことがない」と約3組に1組のカップルが実際に離婚を決意しているのです。また、離婚こそしないものの、結婚生活やパートナーにイライラ・モヤモヤを抱えながら過ごしていく人も少なくありません。