
164cm、67kg。デザイン系の仕事をする会社員。趣味は陶芸。自分で作った器に料理を盛り付けるのが楽しみ。(画像提供=あすけん)
ごはんがおいしくて気付けば100kg目前!
――ダイエットのきっかけについて教えてください。
中高生の時から体重が70kgありました。痩せたいと思っても食欲をコントロールできず、何度もダイエットに挫折していました。
でも、上京してひとり暮らしを始め、置き換えダイエットで16kg痩せたんです! ついにダイエットに成功したと思いました。
――挫折から16kgのダイエット成功はすごいですね!
ところが痩せた直後に怪我をして、心が挫けてリバウンドしてしまって。その後は体重が70kgを切ることはありませんでした。
30歳で実家に戻り、親と同居を始めたんです。親が作ってくれる食事がおいしくて、コロナ禍でストレスがたまっていたこともあって食べ過ぎてしまい、気づいたら98kgになっていました。さすがに100kgを超えるのはまずいと感じ、ダイエットを決意しました。
――ダイエットは何から始めましたか?
当時、会社の健康診断で血圧と腹囲サイズが引っ掛かり、特定保健指導になってしまったんです。指導を受けて内科で漢方を処方してもらうと、代謝がよくなり5kg痩せました。
さらに2024年の始めに体調を崩して一時期ごはんが食べられなくなり、ひと月で2〜3kg痩せてしまいました。食欲が湧かないことを医師に相談したら、「そのまま痩せてみたら?」と言われびっくりしたのですが(笑)、その一言がきっかけでダイエットに前向きになり食事管理とウォーキングを始めました。
成功のコツは「ハードルを下げること」
――食事管理の内容を教えてください。
特定保健指導の担当者に普段の食事内容を伝えると、「一人前を意識してみてください」とアドバイスをもらいました。それまでは大皿に盛ったり、フライパンをそのまま食卓に出していたので、自分がどれくらい食べているかわかっていなかったんですよね。以降はひとり分をお皿に盛り、腹八分目を意識するようにしました。
食事の内容が記録できるアプリも一緒に勧められましたが、SNSで“あすけんの女”(あすけん内に登場する栄養士キャラクターの未来さんのこと)についての投稿を見かけたので、私も“あすけんの女”に頼ろうと思い、『あすけん』アプリを使い始めました(笑)。