他人に助けを求められない、声をあげられない社会

映画制作のきっかけは、監督の友人である女性(日本人)だった。彼女は夫の浮気が原因で離婚したが、元夫は養育費を支払わなかった。その上、子どもががんを患い、治療費に困窮することになった。監督は元夫に直談判しようかと友人に助けを申し出た。しかし彼女は「自分の責任だから」と断り、自力で何とかしようとしたという。

幸い子どもは病気から回復したが、この出来事は監督に強い衝撃を与えた。「困っているのに、なぜ困っていると言えないのだろう?」と彼は疑問を抱き、それが映画制作の原動力となった。

「日本のシングルペアレントの現状を理解しよう」