卒業式の朝、愛子さまはアルファードから…
卒業式の朝、愛子さまが乗車されたアルファードの車列が構内に入るとき、記念撮影をしている卒業生たちの前で、愛子さまはさりげなく窓を開けて手を振られていた。皇族である愛子さまが車で通学されていることが自然に受け入れられているようだった。愛子さまも、下を向くことなく堂々とされていて、ご自分のお立場を自覚されているのだと実感した。
愛子さまの足元はブーツなのか、草履なのか?
開いた窓から愛子さまの後ろ姿を拝見すると、華やかな髪飾りをお召しになっていた。さらに、報道陣の前に姿を見せられた際には、愛子さまが袴に草履を合わせられていたことが印象的だった。
和服というのは車の中のお姿からも分かったのだが、足元がブーツなのか、草履なのか関心を持ったのだ。というのも、記念撮影をしている女子学生たちはほとんどが、今どきの流行らしく袴にブーツを合わせていて、草履の人はあまりいなかったように思う。さらに愛子さまの振袖は古典柄。全体的にクラシカルな装いで、和装の美しさを示された。
愛子さまがお召しになったのは手描き友禅で、日本最高級の友禅染の着物メーカー「室町 京正」が手がけたものとSNSで話題を呼んだ。代表取締役社長の那須修さんに話を伺った。