【TOPIC4】プライベートの幸せ時間
仕事に幸せを感じる女性管理職
プライベートの充実は、前向きに働くエネルギーになりうるが、幸せを感じる時間は男女で少し差が生じた。家族と過ごす時間や、趣味の時間を挙げた人は男女共に多いものの、1人時間を楽しんでいるのは女性のほうが多かった(Q13)。
「女性は1人時間を上手に使い、気分転換や自分磨きに活用できる。一方、男性は、家族のために仕事をするのがかい性だとかつてはいわれたように、仕事がオン、家庭がオフのように切り替えているのかもしれません」(宮原さん)
家事・育児を主体的に行う男性が増えたとはいえ、女性の負担はまだまだ重い。仕事から帰り、家庭でまた料理や掃除、子育てに動き回り、1人になってホッとするという姿が見え隠れする。仕事が幸せ時間と答えたのも、女性管理職が最多。
それでも多忙な管理職は、切り替え上手。自分が気分転換し、エネルギーチャージできる方法をよく知っている。短時間でも自分の幸福度を上げるすべは、身につけておきたい。