【困った人 C】意図が伝わりにくい、勝手に判断する

お悩み

高学歴で自信にあふれた部下。ポジティブでよいのですが、仕事を頼むと、ひとつひとつ説明したにもかかわらず、自分なりの解釈で進めてしまい手直しが多くて困っています。

原因

プライドの高さゆえに相談が大の苦手

何でも勝手に判断して1人で進めてしまう人は、どこの職場にもいます。こういう人は、まず“報連相(ほうれんそう)”がとても苦手。なかでも“相談”ができません。だからこそ相談せずに「○○課長が言うことは、こういうことか」と自分の判断で進めてしまうわけです。

そもそも相談が苦手な人は、相談をすることで自分が傷つきたくないという気持ちの強い人。また、周囲の視線を気にしすぎて、自分はダメなやつだと思われることを恐れています。そういったプライドの高さがあると、やはり人に相談することができないし、おごりも出てしまいます。

よく聞くのが、このお悩みのように高学歴の新人。入社したばかりなのに、なぜか自分は何でもできると思っている。もちろんこの思い込みはプラスに働くときもありますが、過剰になって、おごり高ぶるなどマイナスに働くこともあるのです。こういった人は意外に能力が高いので、昇進することがあり、ゆくゆくはAのタイプのような、ワンマンな上司になる恐れもなきにしもあらずです。

対処法

チェックポイントを増やし報告の時間を設ける

まず会社として、みんなで足並みをそろえることの大切さを教え、そのうえで、なぜそれをお願いするのか、「前に手直しが大変だったから」「○○さんのチェックが必要だから」など、その理由も必ず伝えます。併せて「自分も過去に大変な思いをしたことがあって」「上司に怒られたことがあるんだけど」と“自分もうまくいかなかった”という枕ことばをつけて寄り添うのもコツ。

具体的な対処法としては「チェックポイントを増やす」のがおすすめ。上司が1から100まで伝えても、それがしっかりと伝わっていないことが多いので、10までいったらチェック、20までいったらチェック、とチェックポイントを増やしていくのがよいでしょう。

こうした具体的なタスクの区切りが難しければ、時間的な区切りをつけましょう。たとえば「毎週水曜日の12時から12時15分までは1対1でミーティングをしましょう」と報告会の時間を設ける。このタイプの人は報告がすごく苦手なので、こちらから報告の場をつくってあげるといいでしょう。