投げやり上司やむちゃぶりする上司、逆ハラスメントな部下、威圧的なクライアント……、逃げられない人間関係で攻撃的な人たちに出会ったら、どうすればよいか。ビジネスコミュニケーションにくわしいグローバリンク代表取締役 大串亜由美さんがアドバイス。
発泡でクレルで男女の手
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たとえ攻撃されても攻撃されたと受けとめない

攻撃的な人には、いくつか特徴があります。まず弱さを隠そうとして攻撃的になる人。自分が不安だからこそ、先に相手を攻めて、攻められないようにする。それに関連して、自分も上から攻撃されている、予算が厳しいなど、切羽詰まった状態でやむを得ず攻撃する場合もありますね。中身はそれほど攻撃的ではないけれど、言い方が強くて攻撃的に聞こえる人もいます。言われたほうも、過去に叱られたことがあれば、過度に攻撃されたと受けとめてしまう。また攻撃を呼び込む人もいます。グズグズしているとか、言い訳がましいとか、相手をイライラさせてしまう人。つい相手を攻撃型にさせてしまう人もいます。

攻撃的な人の特徴

攻撃的な人に対する基本的なスタンスは、まずこちらが攻撃されたと受けとめすぎないこと。攻撃に攻撃で返して得することは、ほぼありません。攻撃のトゲは抜いて返すのが得策です。また対応策として知ってほしいのが、アサーティブ・コミュニケーションです。アサーティブとは“発展的、協調的自己主張”。基本的人権の考え方がベースです。年齢性別関係なく、誰もが言いたいことは言っていいし、いやなことはいやと言ってもいい。仕事におけるコミュニケーションは、このアサーティブの姿勢が基本となりますが、上司、部下、クライアントと相手の立場やその人の性質で対応が変わってきます。具体的に見ていきましょう。