NGサイン③:「会費の根拠がない」

会費はいつも微妙な問題です。価値があることにお金を払うのは問題ないけど、何かちょっと微妙な会費のせいで後味の悪い経験をしたことはありませんか?

これが続いてしまうと、新しい場所に出向くのが嫌になってしまいます。

素敵な人ばかり集まる会だからとか、ご飯もとっても美味しいからとか、絶対楽しいからと言われて素直に参加してみたものの、

「こんな感じのブッフェメニューで5000円取るのか?」とか、

「お酒の種類やたら少ないけど、飲み放題で3000円くらい取ってない?」

といった会は結構あるものです。

自分なりのラインを決めよう

満足度が高く、コスパもいいお誘いはどうやって見極めればいいのでしょうか?

まずは自分の中で、何か比較する物差しをもっておくと変に迷わなくなるでしょう。

私の場合は、映画やランチの値段と比較することが多いです。

映画の場合は約2時間で1800円、思いがけず面白い映画に当たる時もあれば外れる時もあります。

ランチの場合なら、1時間程度で1000円くらい。ちょっと奮発したランチのコース料理なら3000円くらいでしょう。

これくらいの基準で考えると、1000~3000円くらいの費用で参加できるものを選べば満足できることは案外多いです。

しかし、世の中にはよく分からない価値をつけられて、5000~1万円くらいの参加費を取られる会も結構あります。

もちろん幹事側の言い分もあります。

イベントにはドタキャンがつきものなので、当日まで参加確定が読めないことも多いため、少し余裕をもたせて赤字の出ないようにしておきたい。それはもっともな主張です。

ですので、高いからといって一概に怪しむ必要はありませんが、ポイントとしては、その会が何を付加価値としてその参加費になっているのか少しだけ気にしてみることが大事です。

本当にいいお誘いは、幹事側もそれで儲けてやろうというよりも、自分の好きなものを共有したい、いい仲間をつなぎたいなど、ある意味精神的に余裕のある人が多いです。

手当たりしだいに誘われて行くのではなく、このような機会をしっかり選べると、セレンディピティがより高まります。

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林 勝明(はやし・かつあき)
セレンディピティコンサルタント・ZAS株式会社代表

2007年、Googleに入社し、大手企業との事業提携や新規事業の立ち上げに数多く携わる。六本木ヒルズの大人の部活動「ヒルズブ!」創設メンバー。2018年、Googleを退職し、ZAS株式会社を起業。「セレンディピティ(=偶然の素敵なつながり)で人生を豊かに」をテーマに企業コンサルティング、コミュニティの企画・運営などの事業を展開中。年間100以上の企画やサポートを行いつつ、立ち上げたコミュニティ活動から多くの仕事や恋愛の縁が生まれ、時に「歩く縁結び神社」と呼ばれる。