お誘いの良し悪しを見分ける3つのサイン

「ヒマです」と言ってみることにしましたが、誘われるにしてもできるだけよいお誘いに乗っかって、よりよいセレンディピティに出会いたいですよね。

そう思った時に何を基準にお誘いの良し悪しを判断すればいいでしょうか?

見分けるサインが表れるのは、「誘い方」「人数」「会費」の3つです。

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

NGサイン①:「あなたの名前がない」

まず、どのお誘いに乗っかるべきかは、気をつけていれば一言目で分かります。悪い例から見ていきましょう。次のメッセージを見てください。

あなたの名前もきちんと入れずに、「こんにちは!」から始まるテンプレートです。

これは一番のNGサインと思っていいでしょう。

こんにちは! いつもお世話になっております。
明日11/28に、パリから来たカリスマフレンチシェフ◯◯◯を囲んだお食事会を六本木で開催します。
普段はめったに日本に来ることもないのでまたとない機会です。
これを逃すと次の機会は数年先になってしまうかもしれません。
ぜひお見逃しなく!
会費:1万円(税込み)
シェフ略歴:
1972年夏 渡欧 ベルギーのホテル「◯◯◯◯」を皮切りにフランスへ渡り、パリの一つ星レストラン「オーベルジュ◯◯◯◯」、二つ星レストラン「◯◯◯◯」などで4年半修業
1981年春 株式会社◯◯◯◯入社 レストラン「◯◯◯◯」料理長となる
1983年 株式会社◯◯◯◯取締役総料理長となる
1989年5月 フランス「◯◯◯◯」エグゼクティブシェフとなる
1989年9月 ◯◯◯◯コンクール優勝、1989年度最優秀料理人となる
1989年10月 フランス料理アカデミー日本支部会員に認定される
1990年 ◯◯◯◯コンクール2年連続優勝、1990年度最優秀料理人となる
1991年 ◯◯◯◯料理長に就任
2006年 パリにレストラン ◯◯◯◯◯ 独立開業

完全にコピペパターンの優先度は低めにしよう

このパターン、結構多くないですか?

誘う側の人も実はうっかりやってしまっていないでしょうか?

たとえどんなに内容自体が面白そうであっても、誘った人は参加者であるあなたのことをこれっぽっちもケアしてくれないでしょう。

なぜなら、このお誘いはあなたを個別の人間として見ていないからです。SNSでの投稿や宣伝文をそのまま送りつけている状態ですね。シェフの異常に長い経歴もそのまま貼り付けてきています。

このマインドが実際の会でもそのまま表れている確率が高いため、参加したあなたを1フォロワー増えたくらいの感覚で見てしまっている可能性が高いのです。

かろうじて「林さん、こんにちは」と名前だけ入っていたとしても、以下は完全にコピペなようなら、この手のお誘いの優先度は低くしておくのがよいでしょう。