※本稿は池田千恵『「朝1時間」ですべてが変わるモーニングルーティン』(日本実業出版社)の一部を再編集したものです。
朝のタスク整理はなぜ重要か
1日の予定をタスク化し、優先順位を決めていくプロセスは、自分にとって何が大切で、どれを捨てるべきか、日々の決断に責任を持つことにつながります。
人生は判断の連続です。忙しいから、まだ先だからと判断を先送りにしていくと、あとで振り返ったとき大きな後悔となります。
朝のタスク整理は、自分にとって譲れない「種まき」を見つけて進めていくプロセスです。これはまさに、自分が何を大切にして、どういう人生を生きたいかを占う試金石となります。タスク化しても1日で終わらせることができなかったとき、自分に足りないところが見えてきます。足りないところが見えれば補うべきところも明確化されます。
自分にできないなら得意な人に頼もう、という判断も、「タスク化」から始まるのです。
タスク化を「モーニングルーティン」に組み込むことができると、次の7つのメリットがあります。