季節の変わり目のアウター問題、どう乗り切る?
暦の上では春本番でも、日によって寒暖差が大きく、“はおりもの”に困るのがこの季節。着こなしの主役になるアウターは大きな買い物となるだけに、妥協できないとはいえ管理職という立場ともなれば、どんなものを選ぶのが正解なのでしょうか?
装いが難しい季節の変わり目に役立つ薄軽アウターは、優秀な一着を持っておくととっても便利。たとえば肌寒い朝の通勤時にサッとはおれて、日中予想外に気温が上がって手持ちになったとしても邪魔にならないもの。またたとえば、合わせるボトムを選ばない万能な丈感のもの。さらには長距離移動にもシワになりにくくて、エグゼクティブにふさわしいラグジュアリー感のあるデザインだったら、まさに文句ナシ! ……ですが、そういったすべての条件をクリアしてくれるアウターなんて、そうそう見つからないのが現状です。
そんな現実に甘んじて、私たちはこれまで無難なトレンチコートでとりあえずしのいだり、ストールやインナーでどうにか工夫をして季節の変わり目を乗り切ってきました。けれど、ある程度の役職についているPW世代であれば、スーツだけでなくその上からはおるアウターにまで、きちんと気を配りたいのが本音です。